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2025.04.02最終更新日2025.04.03

HR & 採用業界ニュース解説|リクルートのスキマバイト事業戦略転換、ハローワークのAI活用、AIがもたらす仕事の変化

HR & 採用業界ニュース解説|リクルートのスキマバイト事業戦略転換、ハローワークのAI活用、AIがもたらす仕事の変化

人事・採用担当の皆さま、新年度がスタートしましたね。
何かと忙しい時期だと思いますが、最新の人材市場の動き、気になりませんか?
採用ナレッジでは、そんな皆さまに役立つ情報をピックアップし、深掘りする「HR & 採用業界ニュース解説」を定期的にお届けすることにしました。

内藤さん

田中さん

小林さん

採用支援のベテラン内藤さんと、新人の田中さん、そして進行の小林の3人で、しっかり解説していきたいと思いますので、最後までお付き合いください。

採用に関するお悩み、ご相談ください!

採用におけるミスマッチ、採用費の高騰、採用した従業員の早期離職など、人材採用に関するお悩み・ご相談のある方はお気軽に内藤一水社までご連絡ください。採用業界のプロである私たちが丁寧にサポートします。

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リクルート、スキマバイトサービスの開発中止と「エリクラ」終了について

さて、最初のニュースはこちら。

内藤さん、これってどういうことなんでしょう?

リクルートが「タウンワークスキマ(仮称)」っていうスポットワークサービスを開発していたんだけど、その開発を中止するって正式に発表しましたね。
理由としては、リクルート全体で人材事業の戦略を見直して、スポットワークサービスの開発の優先順位が下がってしまったみたいですね。また、4月から組織変更も行われる予定で、その影響もあるのではないかと思います。
それと、既存のスキマバイトアプリ「エリクラ」も今年の6月末でサービスを終了することが決定したみたいです。リクルート側はサービス終了との直接的な関連性を否定していますが、このアプリに掲載された清掃業務において掲載内容と異なる業務を強要されたなどニュースになったこともあったしね。

スキマバイトって結構ニーズがあると思ってたんですけど…。

そうですね。確かに需要はありますが、この市場にはタイミーやメルカリハロなど競合が多いですよね。実際、このニュースの発表後、タイミーの株価が上昇したという話もあります。
あと、リクルート自身も「タウンワーク」とか「Indeed」っていう求人サイトを持ってるから、新しいサービスを始めても既存のサービスと重複してしまう可能性があるのかも。
ただ、完全に諦めたわけじゃなくて、今あるサービスに機能を足すとか、別の形で展開する可能性はあるみたいですね。

なるほど~。私たちのような採用支援の会社としては、何か考えることってありますか?

今回の件で、やっぱり人材市場ってすごいスピードで変わるんだなって改めて感じました。大手のリクルートでも、こうやって方針転換することがあるんだからね。
人事・採用担当者としては、スキマバイトを使う時に、一つのサービスに頼りすぎない方がいいかもしれません。常に色んな選択肢を準備しておくのが重要です。
私たちも常に新しい情報をキャッチし、柔軟に対応できるようにしていきたいですね。

ハローワークでAIを活用した適職マッチング支援実験へ

続いてのニュースはこちら。

田中さん、これについて教えてもらえますか?

はい!ハローワークで、AIを使った就職マッチングの実験が始まるようですね。AIが求職者におすすめの仕事をパーセンテージで教えてくれるようになるみたいです。

へえ、パーセンテージで表示されるんですね。具体的にどのような仕組みなのでしょうか?

過去5年間の膨大な量のデータ、1700万人の求職者と3200万件の求人をAIが精査して、どのような職歴や資格を持った人が、どういった企業に採用されたかなどを色々分析するようです。
これで、求職者と求人のマッチングがすごく良くなるんじゃないかって期待されてるみたいです。おすすめ度が数字でわかるのは、求職者も自分に合った仕事を見つけやすくなるかもしれませんね。

どこで実験するかはわかりますか?

具体的な場所は記事には書いてなかったです。ただ、最初は10ヶ所くらいのハローワークでやってみて、その結果を見てから本格的に導入するか決めるみたいですよ。

なるほどね。AIがそんなにたくさんのデータを分析するなら、確かに効率は上がりそうですね。

そうですよね。今、ハローワークの職員さん一人でたくさんの求職者の方に対応しているみたいで、結構大変らしいんです。だから、AIが入ることで、職員さんの負担が減って、サービスの質も上がるかもしれないって言われてます。 AIは新しい情報もすぐに覚えられるから、地域の産業とか求人の変化にもすぐに対応できるのも良い点みたいです。

これがもし本格的に導入されたら、人事・採用担当者にはどんな影響がありそうですか?

ハローワークのAIマッチングの精度が上がれば、今までよりも良い人材を紹介してもらえる可能性が高くなるかもしれません。求職者もAIが自分の適性を教えてくれることで、納得して仕事を選べるようになるかもしれないしね。
そうなると、民間の採用支援サービスも、もっとレベルの高いマッチングとか、求職者への丁寧な情報提供が求められるようになるかもしれませんね。

2025年、AIに「奪われそう」な仕事とそれでも「安泰」の仕事とは?

最後のニュースはこちら。

内藤さん、これはちょっとドキッとするタイトルですね。

そうですね(笑)。この記事では、AIの進化で仕事がなくなってしまう可能性があるものと、そうでもないものが紹介されています。
「奪われそう」な仕事としては、受付とか、工場の作業員、配達員、タクシーとかバスの運転手、警備員、事務員とかが挙げられています。こういう仕事は、結構決まった作業が多いから、AIとかロボットに任せやすいってことなんでしょうね。
一方、「安泰」な仕事としては、エンジニア、特にAIエンジニアとかデータサイエンティスト、あとはアーティスト、教師、医者、ソーシャルワーカー、人事マネージャー、営業やマーケティングのマネージャー、弁護士、イベントプランナーとかですね。こっちは、クリエイティブなこととか、複雑な問題を解決する力とか、人とコミュニケーションを取るのが大事な仕事が多いですね。今のAIにはまだ難しい分野なのでしょう。

このニュースは、私たちの仕事、採用とか人材育成にどう影響してくると思いますか?

一番大きいのは、これからどんな人材が必要になるかのニーズが変わってくる可能性があるってことですね。AIに取って代わられそうな仕事の採用は減っていくかもしれないけど、逆にAIを作ったり、AIにはできないスキルを持った人材の需要は増えていくと思います。
だから、採用の戦略としては、これから伸びそうな職種に力を入れていく必要があるでしょうね。今いる社員の育成も、AIを使いこなせるようにしたり、AIには負けない創造性とかコミュニケーション能力を伸ばしたりすることが大事になってくるんじゃないかと思います。

最後に

今回、3つのニュースを取り上げましたが、全体を通してどんな印象でしたか?

やっぱり、人材市場は本当に変化が激しいなって改めて感じました。リクルートの動きもそうだし、ハローワークがAIを取り入れるのも大きな変化ですよね。
また、AIに仕事が奪われるっていう話も、他人事じゃなくて、自分たちの仕事にも関わってくる可能性があるから、しっかり考えていかないといけないと思いました。

私は、AIがもっと身近になってくるんだなっていうのをすごく感じました。ハローワークでAIがおすすめしてくれるようになるなんて、ちょっと未来の話みたいですよね!私たちも、もっとAIについて勉強しないといけないなって思いました。

本当にそうですね。今日の話を聞いて、人事・採用担当者の皆さまは、常に新しい情報にアンテナを張って、変化に対応していく必要があるんだなと改めて感じました。AIを上手に活用しながら、人ならではの強みも活かして、これからの人材採用と育成に取り組んでいきましょう!

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