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2021.12.07最終更新日2022.01.13

2021年10月の採用市場動向

2021年10月の採用市場動向

厚生労働省が11月30日に発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.15倍となり前月を0.01ポイント下回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.08倍となり、前月を0.02ポイント下回りました。
また、総務省が同日発表した10月の完全失業率(季節調整値)は、2.7%で前月に比べ0.1ポイント低下しました。

有効求人倍率

有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示します。
10月は企業からの有効求人(季節調整値)は前月と比べ0.5%増加しました。働く意欲のある有効求職者(季節調整値)は0.6%増加、有効求人倍率は1.15倍となり前月に比べ0.01ポイント減少しました。

また、雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で8.7%増加しました。
産業別にみると、製造業(35.9%増)、教育・学習支援業(12.8%増)、情報通信業(11.1%増)、サービス業(他に分類されないもの)(10.3%増)などで増加となりました。

失業率

10月の就業者数は6659万人で前年同月比35万人の減少となり、2か月連続の減少となりました。
産業別就業者を前年同月と比べると、「宿泊業・飲食サービス業」、「卸売業・小売業」、「生活関連サービス業・娯楽業」などが減少しています。

完全失業者数は183万人で前年同月に比べ32万人減少し、4か月連続の減少となりました。
「勤め先や事業の都合による離職」が14万人減少し、「自発的な離職(自己都合)」も10万人減少、「新たに求職」は5万人の増加となりました。
新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあり、その効果がこれらの数値にもあらわれていると思われます。

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