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2024.07.29最終更新日2024.08.30

求人ボックスとIndeed(インディード)の違いとは?採用目的に応じた選び方も解説

求人ボックスとIndeed(インディード)の違いとは?採用目的に応じた選び方も解説

求人ボックスとIndeedは、共に日本国内で広く利用されている求人検索エンジンです。
どちらも採用コストを抑えつつ幅広い求職者にアプローチできるため、多くの企業に利用されていますが、それぞれに特徴や利用方法の違いがあります。

本記事では、求人ボックスとIndeedの違いを明確にし、採用目的に合わせて求人ボックスとIndeedのどちらを選ぶべきか判断するためのポイントを解説します。

求人ボックス・Indeedの代理店なら内藤一水社

内藤一水社は求人ボックス・Indeedの正規代理店です。求人ボックスを採用に活用したい方、Indeedの運用でお困りの方、きめ細やかなサポートをしてくれる代理店をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。

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求人ボックスとは

「求人ボックス」は「価格.com」「食べログ」を長年運営してきたカカクコムが、そのノウハウを活かし、求職者にとってシンプル且つ機能的なサイトになるよう構成された求人検索エンジンです。

求人ボックスの特徴は、以下の通りです。

運営企業
カカクコム(価格.com、食べログなどを運営)
掲載方法
求人サイトや企業の採用ページに掲載している求人情報をクローリングして収集。または、求人ボックスに直接投稿。
料金体系
クリック課金型(クリック単価:下限25円~上限1,000円の手動設定が可能。1円単位で自由に設定でき、単価が高いほど配信量が増えます。)
ユーザー数
月間900万人以上(2023年4月現在)

Indeedとは

Indeedは世界60ヶ国以上で展開される求人検索エンジンで、非常に多くの求人情報を取り扱っています。

Indeedの特徴は以下の通りです。

運営企業
Indeed Japan
掲載方法
求人サイトや企業の採用ページに掲載している求人情報をクローリングして収集(※)。または、Indeedに直接投稿。
料金体系
クリック課金型(クリック単価:AIが広告運用を最適化)
ユーザー数
月間訪問数3,700万以上(Similar Web, 総訪問数, 2023年8月)

(※)2025年4月以降、Indeedの応募フォームを使って応募する「Indeedエントリー連携」を兼ね備えていない求人サイトの情報はIndeedに掲載されない予定です。

Indeedのクローリングは2025年3月で終了?

Indeedは求職者がIndeedをより効果的に利用できるように、応募方法を「Indeedエントリー」に1本化すると発表しております。Indeedエントリー未対応の求人は2025年4月(予定)以降、Indeedへの掲載ができなくなります

Indeedエントリーとは?

Indeedエントリーは、求職者がIndeedのプラットフォームの中で応募まで完了できる機能のことです。
現在、クローリングでIndeedに掲載する場合、求人情報自体はIndeedに掲載されますが、応募の段階で掲載元の求人サイトや企業の採用ページに遷移し応募する流れとなっています。Indeedエントリーを導入することで、求人情報の検索~閲覧、応募までをIndeed上で全て完結できるようにするのが狙いです。

2025年4月以降もIndeedを利用するためには

現在、クローリングでIndeedに求人情報を掲載している企業は、2025年3月までに以下の対応が必要になります。

  • Indeedの直接投稿機能を利用する
  • Indeedエントリーを実装済みの採用管理システム(ATS)を利用する
  • 自社の求人サイトに対してIndeedエントリー連携を開発・実装する

いずれかの対応を取らないと2025年4月以降Indeedへの掲載がストップしてしまう可能性がありますので、クローリングでIndeedに求人情報を掲載している企業は早めに対応を検討する必要があります。

求人ボックスとIndeedの主な違い

ユーザー数の違い

Indeedの月間サイト訪問者数は約3,700万人です。多くのユーザーがIndeedを利用しており、求職者に対するリーチが非常に広いのが特徴です。
一方の求人ボックスは、月間訪問者数は約900万人とIndeedに比べると少なく感じますが、マイナビ転職の会員登録数が約750万人、dodaの会員登録数が約840万人であることを考えると、求人ボックスも十分すぎるユーザーを確保していると言えるでしょう。

求人ボックス Indeed マイナビ転職 doda en転職
月間訪問者数
900万人以上
月間訪問者数
約3,700万人
会員登録数
約750万人
会員登録数
約840万人
会員登録数
約1100万人

有料掲載の違い

求人ボックス、Indeed共に求人情報の掲載自体は無料です。
求職者の目に留まりやすいように有料広告を利用する場合、両者とも広告がクリックされた時点で料金が発生する「クリック課金型」となります。
クリック単価の最低額はIndeedの方が低く設定(Indeed:15円、求人ボックス:25円)されているので、クリック単価を抑えたい場合、一見するとIndeedが適しているように思われがちですが、必ずしもそうではない実態があるようです。

Indeedの有料広告は、前述の通り非常に多くのユーザー(求職者)にアプローチできる反面、クリック単価の高騰が課題となっている面も否めません。
Indeedにおけるクリック単価高騰の理由は主に以下の3点が考えられます。

競合数の増加

人材不足の影響を受け、多くの企業がIndeedを利用して求人活動を行うようになり、競合数の増加がクリック単価高騰の一因となっています。特に採用難易度の高い職種については、求人に対して応募者数が少ないため企業間の競争が激化します。多くの企業が高額な入札を行うため、結果としてクリック単価が押し上げられてしまいます。

自動入札の設定

Indeedの有料広告には、AIが広告運用を最適化する自動入札が使われています。自動入札機能は成果を最大化することに重点を置いているため、必ずしも企業にとって最適なクリック単価になるとは限りません。特に、応募獲得に力を入れる初期段階においては、高額なクリック単価で入札が行われる傾向があります。

表示順位のアルゴリズム

Indeedの有料広告は、入札額だけでなく広告の品質や関連性なども考慮した独自のアルゴリズムに基づいて表示順位が決定されます。クリック率の高い広告は上位に表示されやすいため、ライバル企業はクリック獲得のために高額な入札を行う必要が生じます。

掲載方法・掲載基準の違い

求人ボックスとIndeedの掲載方法は、共に大きく分類すると以下の2点になります。

  • 直接投稿
  • 求人サイトや企業の採用ページに掲載している求人情報のクローリング

両者に大きな違いはありませんが、前述の通り2025年4月以降、Indeedエントリー未対応の求人はIndeedへの掲載ができなくなります。求人サイトや企業の採用ページをIndeedエントリーに対応する前提としてIndeedへの掲載はクローリングではなくXMLフィードでの入稿となる点は注意が必要です。

また、それぞれのサービスには独自の掲載基準があり、掲載できる求人情報の内容に違いがあります。
求人ボックスには掲載されている求人情報がIndeedには掲載されていないというケースもありますので、それぞれの掲載基準を事前に確認しておくといいでしょう。

Indeedの掲載基準

求人ボックスの掲載基準

目的に応じた求人ボックスとIndeedの選び方

一般的な採用ケースを想定し、求人ボックスとIndeedのどちらを選ぶべきか解説します。
しかし、企業規模、業種、求める人材像、予算、地域性など、採用活動の状況は企業ごとに大きく異なりますので、下記のケーススタディを参考に、個々の企業が抱える課題や目標に合わせて最適なプラットフォームを選択しましょう。

求人の露出を増やしたいなら

圧倒的なユーザー数を誇るIndeedがおすすめです。
Indeedは月間利用者数約3700万人と求人ボックスの約4倍の規模を誇ります。ユーザーリーチが広いため、求人の露出を最大限に増やすことができるでしょう。検索エンジンでの上位表示にも強く、より多くの人に求人を見つけてもらえる可能性が高くなります。

もちろん求人ボックスも一定の求職者数にリーチできますが、Indeedと比べると規模が小さいため、求人の露出を増やすという目的には不向きな面は否めません。

地方勤務の求人を掲載するなら

求人ボックスの方が適しているでしょう。
カカクコムのノウハウを活かした求人ボックスは、ユーザー目線で使いやすく設計されており、勤務地をピンポイントで絞り込む検索機能があるので、地方の求職者にも効率的にアプローチできます。Indeedと比べて規模が小さいので、地方求人の場合競合が少なく情報が埋もれにくいというメリットも考えられます。

中小企業の求人を掲載するなら

予算とターゲット層に合わせて選択する必要があります。
Indeedは、圧倒的なユーザー数を誇るため、多くの人に求人を見てもらえる可能性があります。しかし、規模が大きいが故に競争が激しく、有料広告についてもクリック単価が高騰しやすい傾向があります。中小企業の場合、予算が限られているケースが多いため、ターゲティングを絞り込むなどして効率的な運用が必要です。

求人ボックスは、Indeedと比べてユーザー数は少ないですが、クリック単価が比較的安価です。採用したいターゲット層に絞ってアプローチすれば、中小企業でも低予算で採用を成功できる可能性があります。

中小企業の場合は、求人内容や予算、ターゲット層に合わせて、どちらのプラットフォームが適しているかを判断することが重要です。

ターゲットを絞ってアプローチするなら

求人ボックスの方が適している場合があります。
求人ボックスは、職種、経験年数、勤務地、スキルなど、求職者の属性を細かく絞り込んだ検索機能が充実しています。この機能により求職者は自分の希望条件に合った求人を見つけやすくするため、ターゲットを絞った採用活動に向いていると言えるでしょう。

Indeedはキーワードと勤務地での検索が中心ですが、求人ボックスはより多様な条件を設定できるため、より的確な人材にアプローチしたい場合は、求人ボックスの利用を検討しましょう。

少額の採用予算しかないなら

求人ボックスがおすすめです。
求人ボックスはIndeedと比べると規模が小さく競合が少ないため、条件によっては無料掲載でも求人情報が閲覧される可能性があります。有料広告についてもIndeedと比べてクリック単価が安価なため、少額の予算でも効率的に求人活動を行うことができます。

少額の採用予算しかない場合は、求人ボックスの無料掲載枠を活用したり、ターゲティングを絞り込むことで、限られた予算を最大限に活用することが重要です。

まとめ

求人ボックスとIndeedは、それぞれに特徴と強みがあります。
自社の採用ニーズに応じて、どちらのプラットフォームが適しているかを判断しましょう。どちらのサービスも無料で利用できるため両方を併用するという選択肢を検討するのもいいでしょう。気軽にスタートすることも可能なので、まずは試してみて、自社に最適な方法を見つけることが重要です。

求人ボックス、Indeedを使いたいがどうすればいいのかわからない、どちらを使えばより効果的なのか知りたいという方。
内藤一水社は求人ボックス、Indeedの代理店として、求人原稿の作成~運用まで全ての工程を代行し効果的な運用をサポートしていますので、ぜひ一度ご相談ください。

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