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厚生労働省が12月26日に発表した有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍となり、前月を0.02ポイント下回りました。新規求人倍率(季節調整値)は2.26倍となり、前月を0.02ポイント上回る結果でした。
また、総務省が同日発表した11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月と同率となりました。
有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示しますが、11月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月と比べ1.5%減少となり、働く意欲のある有効求職者(季節調節値)は0.2%増加し、有効求人倍率は1.28倍となりました。
また、雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で4.8%減少しました。
産業別にみると、 教育,学習支援業(3.5%増)、情報通信業(3.4%増)などは増加しており、宿泊業,飲食サービス業(12.8%減)、生活関連サービス業,娯楽業(12.5%減)、製造業(10.5%減)などは減少しています。
11月の就業者数は6780万人、前年同月比56万人増加で16か月連続の増加となりました。
産業別就業者を前年同月と比べると、「製造業」、「医療,福祉」、「宿泊業,飲食サービス業」などが増加しています。
完全失業者数は169万人で、前年同月に比べ4万人増加。3か月ぶりの増加となりました。
求職理由別では、「勤め先や事業の都合による離職」が前年同月と同数、「自発的な離職(自己都合)」が4万人の増加、「新たに求職」は2万人増加しました。
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