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2021年3月の採用市場動向

厚生労働省が4月30日に発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.10倍となり前月を0.01ポイント上回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は1.99倍となり、前月を0.11ポイント上回りました。
また、総務省が同日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は、2.6%で、前月に比べ0.3ポイント低下しました。

有効求人倍率

有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示します。
3月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月と比べ1.6%増し、働く意欲のある有効求職者(季節調整値)は0.4%増加、有効求人倍率は1.10倍となり前月を0.01ポイント上回りました。

雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で0.7%減少しました。
産業別にみると、建設業(16.3%増)、製造業(8.5%増)、サービス業(他に分類されないもの)(7.0%増)などで増加となり、生活関連サービス業,娯楽業(14.8%減)、卸売業,小売業(12.6%減)、情報通信業(11.0%減)などで減少となりました。

失業率

3月の就業者数は6649万人で前年同月比51万人減少となり、12か月連続の減少となります。
産業別就業者を前年同月と比べると、「宿泊業・飲食サービス業」、「製造業」、「サービス業(他に分類されないもの)」などが減少しています。「情報通信業」や「医療・福祉」などは増加しています。

完全失業者数は188万人で前年同月比12万人増加し、14か月連続の増加となりました。
「勤め先や事業の都合による離職」が前年同月と比べると10万人増加、「新たに求職」が12万人増加しています。また、「自発的な離職(自己都合)」は1万人の減少となりました。新型コロナウイルスの影響で、経済的ダメージを受けた業界は多く、人員削減を行った企業も数多く含まれるものと思われます。