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2024.06.13最終更新日2024.06.13

2024年4月の採用市場動向

2024年4月の採用市場動向

厚生労働省が5月31日に発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍となり、前月と比べて0.02ポイントの低下となりました。新規求人倍率(季節調整値)は2.17倍となり、前月に比べて0.21ポイント低下しています。
また、総務省が同日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月と同率でした。

有効求人倍率

有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示しますが、4月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月と比べ1.3%減少となり、働く意欲のある有効求職者(季節調節値)は0.3%減少、有効求人倍率は1.26倍となりました。

また、雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で2.3%減少しました。
産業別にみると、 増加したのは、生活関連サービス業,娯楽業(3.4%増)、医療,福祉(1.4%増)、情報通信業(0.4%増)、減少したのは、製造業(7.8%減)、教育,学習支援業(7.4%減)、宿泊業,飲食サービス業(6.3%減)などです。

求人、求職及び求人倍率の推移

失業率

4月の就業者数は6750万人、前年同月比9万人増加で21か月連続の増加となりました。
産業別就業者を前年同月と比べると、「宿泊業,飲食サービス業」、「情報通信業」、「教育,学習支援業」などが増加しています。

完全失業者数は193万人で、前年同月に比べ3万人の増加。2か月ぶりの増加となりました。
求職理由別に前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が3万人の減少、「自発的な離職(自己都合)」が6万人の増加、「新たに求職」は前年同月と同数という結果となりました。

完全失業率と有効求人倍数の推移

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