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2021年4月の採用市場動向

厚生労働省が5月28日に発表した有効求人倍率(季節調整値)は1.09倍となり、前月を0.01ポイント下回りました。新規求人倍率(季節調整値)は1.82倍となり、前月を0.17ポイント下回りました。
また、総務省が同日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は、2.8%と前月に比べ0.2ポイント上昇しました。

有効求人倍率

有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示しますが、4月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月から1.4%増となり、働く意欲のある有効求職者(季節調節値)は2.6%増加し、有効求人倍率は、1.09倍となりました

雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で15.2%増加しました。
産業別にみると、教育、学習支援業(43.6%増)、製造業(32.8%増)、生活関連サービス業、娯楽業(25.2%増)、学術研究、専門・技術サービス業(24.2%増)などで増加となりました。

失業率

4月の就業者数は6657万人、前年同月比で29万人増加となり、13か月ぶりの増加となりました。
産業別就業者を前年同月と比べると、「宿泊業・飲食サービス業」などは減少が続いていますが、「医療、福祉」、「教育、学習支援業」、「情報通信業」などが増加しています。

一方で、完全失業者数は209万人で前年同月に比べ、20万人増加し、15か月連続の増加となりました。
「勤め先や事業の都合による離職」が前年同月に比べると10万人増加しており、新型コロナウィルスの影響から経営が困難となり雇用継続が難しい企業が増えていると思われます。