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厚生労働省が7月30日に発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.23倍となり、前月と比べて0.01ポイントの低下となりました。新規求人倍率(季節調整値)は2.26倍となり、前月に比べて0.10ポイント上昇しています。
また、総務省が同日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月に比べ0.1ポイント低下しました。
有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示しますが、6月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月と比べ0.1%減少となり、働く意欲のある有効求職者(季節調節値)は0.6%増加、有効求人倍率は1.23倍となりました。
また、雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で9.4%減少しました。
産業別にみると、製造業(14.6%減)、生活関連サービス業,娯楽業(13.7%減)、建設業(12.8%減)、教育,学習支援業(11.5%減)、サービス業(他に分類されないもの)(10.4%減)、などで減少となっています。
6月の就業者数は6822万人、前年同月比37万人増加で、23か月連続の増加となりました。
産業別就業者を前年同月と比べると、「卸売業,小売業」、「学術,専門・技術サービス業」などが増加しています。
完全失業者数は181万人で、前年同月に比べ2万人の増加。3か月連続の増加となりました。
求職理由別に前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が前年同月比と同数、「自発的な離職(自己都合)」が3万人の増加、「新たに求職」は1万人の増加という結果となりました。
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