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厚生労働省が10月29日に発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍となり、前月と比べて0.01ポイントの上昇となりました。新規求人倍率(季節調整値)は2.22倍で、前月に比べて0.10ポイント低下しています。
また、総務省が同日発表した9月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月に比べ0.1ポイント低下しました。
有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示しますが、9月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月と比べ0.1%増加し、働く意欲のある有効求職者(季節調節値)は0.1%減少、有効求人倍率は1.24倍となりました。
また、雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で5.9%減少しました。
産業別にみると、情報通信業(8.9%増)では増加しましたが、生活関連サービス業,娯楽業(13.3%減)、製造業(9.1%減)、サービス業(他に分類されないもの)(8.8%減)などで減少となっています。
9月の就業者数は6814万人、前年同月比27万人増加で、26か月連続の増加となりました。
主な産業別就業者を前年同月と比べると、「情報通信業」、「製造業」などが増加しています。
完全失業者数は173万人で、前年同月に比べ9万人の減少。2か月連続の減少となりました。
求職理由別に前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が1万人の減少、「自発的な離職(自己都合)」が3万人の減少、「新たに求職」が1万人の増加という結果となっています。
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