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2024.12.06最終更新日2024.12.06

2024年10月の採用市場動向

2024年10月の採用市場動向

厚生労働省が11月29日に発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍となり、前月と比べて0.01ポイントの上昇となりました。新規求人倍率(季節調整値)は2.24倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇しています。
また、総務省が同日発表した10月の完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月に比べ0.1ポイント上昇しました。

有効求人倍率

有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示しますが、10月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月と比べ0.2%増加し、働く意欲のある有効求職者(季節調節値)は0.7%減少、有効求人倍率は1.25倍となりました。

また、雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で1.2%増加しました。
産業別にみると、学術研究,専門・技術サービス業(8.9%増)、情報通信業(6.4%増)、医療,福祉(3.4%増)などで増加となり、宿泊業,飲食サービス業(6.5%減)、教育,学習支援業(4.9%減)、生活関連サービス業,娯楽業(2.4%減)などで減少となっています。

求人、求職及び求人倍率の推移

失業率

10月の就業者数は6813万人、前年同月比42万人増加で、27か月連続の増加となりました。
主な産業別就業者を前年同月と比べると、「情報通信業」、「医療,福祉」などが増加しています。

完全失業者数は170万人で、前年同月に比べ5万人の減少。3か月連続の減少となりました。
求職理由別に前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が3万人の減少、「自発的な離職(自己都合)」が9万人の減少、「新たに求職」が2万人の増加という結果となっています。

完全失業率と有効求人倍数の推移

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