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厚生労働省が8月1日に発表した有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍となり、前月を0.01ポイント下回りました。新規求人倍率(季節調整値)は2.32倍となり、前月を0.04ポイント下回りました。
また、総務省が同日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は、2.5%と前月に比べ0.1ポイント低下しました。
有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示しますが、6月は企業からの有効求人(季節調整値)が前月と同水準、働く意欲のある有効求職者(季節調節値)は0.6%増加し、有効求人倍率は、1.30倍となりました。
また、雇用の先行指標となる新規求人数(原数値)は前年同月比で2.1%減少しました。
産業別にみると、 宿泊業,飲食サービス業(1.3%増)、医療,福祉(0.9%増)、学術研究,専門・技術サービス業(0.8%増)などは増加しており、製造業(11.0%減)、建設業(7.2%減)、教育,学習支援業(2.6%減)などは減少しています。
6月の就業者数は6785万人、前年同月比で26万人増加。11か月連続の増加となりました。
産業別就業者を前年同月と比べると、「医療,福祉」、「宿泊業,飲食サービス業」、「建設業」などが増加しています。
完全失業者数は179万人で、前年同月に比べ7万人減少。2カ月連続の減少となりました。
求職理由別では、「勤め先や事業の都合による離職」が前年同月に比べると2万人の減少、「自発的な離職(自己都合)」、「新たに求職」が1万人ずつ減少しています。
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