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人材採用において、ミッション・ビジョン・バリュー(Mission・Vision・Value:以下MVV)の策定は重要です。
MVVを明確にすることで、企業に最適な人材と格段にマッチングしやすくなります。また、入社後の新人教育の効率や定着率も上がるなど、メリットは様々です。
ところが、どのようにMVVを策定し、採用活動に活かせば良いのか分からない担当者の方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、MVVの策定に向けて知っておくべき以下の内容について解説します。
自社に最適な人材を採用・育成して、業績を伸ばせる組織づくりを行うためにも、ぜひ最後まで記事をご覧ください。
MVVの作成・見直しをお手伝いします
ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定や活用、定期的な見直しは、社内外に対して企業の理解を促進し、競争力を高める効果があります。また、応募者の企業理解や共感を高めるツールとして人材採用にも活かすことができます。90年にわたり数多くの採用活動に携わった経験やノウハウを活かし、貴社の分析からMVVの策定までを丁寧にサポートします。
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ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)とは、企業の理念や経営方針を表す言葉です。MVVは著名な経営学者「ピーター・F・ドラッカー」により提唱されました。
MVVモデルは、現代のビジネス環境において重要な指針です。それぞれのアルファベットごとに内容を解説します。
「M(ミッション)」は、企業が社会で果たすべき使命や役割を指します。「なぜこの企業が存在するのか?」という根本の疑問に答えるもので、MVVを策定する際の根幹となります。
最終的な目標や戦略を示す言葉なので、MVVを決める際に基本的に1番最初に策定されます。ミッションを策定することで、従業員が共通の価値観・判断基準で行動することが可能になります。また、株主や金融機関などのステークホルダーに企業の目的や方向性を示し、共感を得ることで、長期的な支持や信頼関係の構築を行えます。
企業に適したミッションを示すことは、企業が成長するために重要です。
「V(ビジョン)」は企業や組織が将来どうなるべきか、理想像を表す言葉です。ミッションが企業の最終目標や存在意義であるのなら、ビジョンは中長期的な目標を指します。
ビジョンを設定することで会社全体の意識を統一し、企業文化の醸成に役立ちます。変化が著しい社会で企業が持続的に成長するには、ビジョンによる方向性の明確化が必須です。
効果的なビジョンを策定するには具体的かつ挑戦的な目標を明示し、分かりやすい言葉で表現することが重要だといえます。
「V(バリュー)」は先述のミッション・ビジョンを実現するための、具体的な行動基準を指します。
バリューが明確に定められていることで、従業員は日々の意思決定を迷うことなく進められます。また、従業員同士がバリューを共有することで、企業全体が一貫した行動を取りやすくなり、結果として顧客へのホスピタリティ向上が期待できます。
バリューは、企業理念や目標を具体的な行動に結びつけるために欠かせない要素です。
MVVが人材採用に重要な理由は、主に以下の3つです。
それぞれについて詳しく解説します。
MVVは企業の存在意義や社会的な価値、目指す方向性を表します。MVVを的確に定義することで、企業理念や魅力を応募者に効果的に伝えられます。
応募者が企業に求めているのは、給与や労働形態、福利厚生だけではなく、「理念に共感できる企業でやりがいを持って働きたい」という思いもあります。
人材採用において重要なのは、企業の考え方や方向性、価値観を応募者と共有することです。MVVはそれらを明確に示す助けとなります。
MVVが定まっていると、企業側は求める人材像が明確になります。一方、応募者も自身の価値観が企業の方向性と一致しているか判断しやすくなるので、応募者とのマッチング精度が高まる点がメリットです。
企業が人材採用を行う際のミスマッチを防ぎ、採用活動のコストパフォーマンスを上げるうえで、MVVの策定は有効です。また、価値観の近い人材を採用することで、入社後の定着率の向上も見込めます。
入社前にMVVを応募者に伝えておけば、入社後の労働意欲を高められます。企業の理想像や価値観が共有されていると、努力の方向性が明確になるからです。また、近い価値観を持った従業員が一丸となって働ける環境は、従業員のやる気を高める要因だといえます。
結果、長期的なモチベーションの持続を生み、従業員の集中力が上がることで成果も出やすくなるでしょう。最終的には企業全体の成長を促し、パフォーマンスの向上が期待できます。
従業員の仕事に対するやる気や意識を高めるためにも、MVVの策定は重要です。
MVVを策定するための手順を、以下の3ステップで解説します。
最初に現状の事業内容を分析し、MVVの土台を作ります。組織の根幹に関することなので、事業内容を詳細に理解しているメンバーが集まることが大切です。経営に直接関わる幹部社員や役員が集まり、事業内容を整理しましょう。
分析しておきたい事柄は、以下のような要素です。
自社の環境や事業内容を分析するには、SWOT(スウォット)分析を用いると便利です。SWOT分析は企業戦略の策定のために使われる手法で、それぞれ以下の頭文字を取って付けられています。
表にすると、それぞれ以下のような構成です。
プラス要因 | マイナス要因 | |
---|---|---|
内部環境 | 自社の持つ強みや長所 |
自社の弱い部分や短所 |
外部環境 | 社会や市場におけるプラス要因 |
社会や市場におけるマイナス要因 |
SWOT分析は、以下の手順で行います。
SWOT分析は、自社の現状を客観的に分析するために有効な手法です。
ステークホルダー分析は、企業に関与している利害関係者の情報を収集し、ニーズや影響を評価・管理する手段です。
ステークホルダー分析を事前に行えば、利害関係者が企業に何を期待しているのか、何に共感しているのかがわかります。情報を綿密に調査すれば、策定するMVVに一貫性が生まれ、ステークホルダーの支持を得やすくなります。
MVVに大きく関与するステークホルダーは、主に以下の人々です。
インタビューやアンケートなどを通じて、上記の人々から情報を収集しましょう。多様な視点を取り入れ、企業の価値観や方向性を共に考えることが重要です。
経営陣の会議やステークホルダー分析で得た情報をもとに、MVVを策定します。
MVVを策定する際は、基本的に以下の順番を守りましょう。
3つすべてを策定したら、最後にMVVに一貫性があり、企業のすべての活動に反映できるかを確認します。確認できたら、全社ミーティングや部門別ミーティング、企業のHPなどでMVVを掲げ、浸透を図りましょう。
MVVは策定するだけでは意味がありません。策定したMVVを全従業員やステークホルダーに効果的に伝えるため、コミュニケーション戦略が必要です。
MVVを浸透させるには、以下4つの戦略が効果的です。
MVVを社内に浸透させるには、まず経営陣や管理職が自社のMVVを完全に理解する必要があります。経営層がMVVを理解し、実践しながら現場に伝達することで、より効果的にMVVを浸透させられます。
特に、経営層が直接MVVを実践することは、ほかの従業員にとって良い規範となります。社長が直接、社内会議やミーティングでMVVを説明し、意義や実践方法を説明できれば、従業員の理解はより深まります。
部署や個別単位で、従業員とのミーティングの機会を設けるのも有効です。ただし一方的に理想像を伝えるのではなく、従業員に疑問点があれば、都度解消する形にすると、ミスマッチを防げます。
MVVは社内外のイベントやニュースレターを通じて、定期的に広報することが重要です。定期的にMVVについて発信することで、従業員が常にMVVを意識して行動するよう促せます。
MVVは単なるスローガンではなく、企業の理想像であり、進むべき方向性です。従業員全体が意識し、業務や行動に反映されることで初めて意味を成します。ぜひ定期的な発信や活動を行い、従業員のMVVへの関心と理解を深めましょう。
MVVを従業員やその他ステークホルダーに理解してもらうためには、覚えやすいフレーズを使うことが重要です。シンプルで明瞭な言葉を使うことで、従業員への迅速な浸透を促せます。
MVVに使うフレーズを決める際は、以下の3点を守ってください。
従業員だけでなく、一般の顧客にも分かるぐらいシンプルにまとめることで、素早い浸透が狙えます。言葉選びはMVVの肝なので、ぜひここに多くの時間をかけましょう。
MVVは社会や時勢に合わせて柔軟に策定し、都度アップデートすることが重要です。たとえば2024年現在の状況において、考慮すべき事柄は以下のとおりです。
世の中の変化へ柔軟に対応したMVVは、従業員や外部ステークホルダーの共感を呼び、支持を得やすくなります。逆に多様性や働き方改革への配慮に欠けた内容であると、批判を受けるリスクが高いです。
企業の目標や価値観は時勢により変化するため、定期的に見直しや改善を行うことが重要です。
人材採用でMVVを活用するには、以下3つの方法があります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
求人広告にMVVを用いることは、人材採用における基本的な活用方法です。MVVで具体的な企業理念やビジョンを示すことで、より企業の魅力を伝えやすくなります。
求人広告の冒頭や企業紹介部分にMVVを掲載すると、資格や経験などのスキルマッチに加えて、企業文や価値観に合った人材を集めることが可能です。企業のMVVに共感する応募者は、入社後も高いモチベーションを持って働くことが期待できます。
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最適な求人広告の提案「アドサク」面接の際にMVVに基づいた質問を取り入れることで、候補者が持つ価値観や目標が企業と一致するかの判断が可能です。MVVに基づいた質問には、以下のようなものがあります。
企業文化にフィットする人材を見極めるために、MVVを質問に取り入れることは特に有効です。
新人教育にMVVを導入することで、新入社員の企業への理解が早まります。新人社員が企業の一員であるという当事者意識を持ち、早い段階から責任を持って業務に着手してくれるでしょう。
また、新入社員にもMVVが行き届いていると、現場における意見のズレを最小限に抑えられます。現場の意思決定スピードも早まり、新人の成長速度も飛躍的に向上します。
MVVは共通の価値観に基づいた行動を促進し、チームワークを向上させるためにも重要です。
ミッション・ビジョン・バリューは、一度策定したら終わりではありません。定期的に見直し・改善すべき理由を以下の3項目で解説します。
市場や社会情勢は常に変化しているため、策定時に時流に合わせて作ったMVVは、時間とともに古くなります。変化に対応するため、定期的に見直しましょう。
MVVを改善することで新しいトレンドや顧客ニーズに柔軟に対応し、同業他社や社会に対する競争力を維持し続けることができます。特に競争や変化の激しいIT業界やデジタルエンタメ業界は、柔軟な対応を行うのが重要です。
組織の成長に伴って、以前策定したMVVの規模感が合わなくなる可能性があります。特に急速に発展する可能性のあるスタートアップ企業は、定期的な見直しが必須です。
見直しをする際は、新たな企業規模に合わせて改善を行いましょう。場合によっては、経営層やステークホルダーからの情報収集をやり直すことも求められます。
MVVは、企業の成長に伴って進化させることが重要です。適切なMVVの更新は組織全体の方向性を再確認し、さらなる成長を促進します。
せっかく人員や時間、お金をかけて策定したMVVも、形骸化しては意味がありません。一度浸透しても、次世代に伝える人や語る人がいなければ、あっさり形骸化してしまいます。
形骸化を防ぐためには、従業員へのアンケートやインタビューを通じて、フィードバックを取り入れることが重要です。従業員の意見を反映したMVVにすることで、実効性を確保でき、従業員のモチベーションを向上できます。
MVVの策定や活用、定期的な見直しは市場における企業の理解を促進し、競争力を高めます。特に成長が目覚ましい中小企業やスタートアップ企業では、MVVは人材採用・育成に重要な指針となるでしょう。
MVVの重要性は理解しているものの、中小企業やスタートアップ企業では、MVVの策定や改善に十分なリソースが割けない可能性があります。また経営陣と従業員の距離感が近いため、意識ギャップにより思うようにMVVが定められないケースも見受けられます。
そこで当社では、90年にわたり数多くの採用活動に携わった経験やノウハウを活かし、貴社の分析からMVVの策定までを丁寧にサポートします。貴社に適合した人材を採用したい担当者様は、まずMVVの策定や見直しに着手してみてはいかがでしょうか。
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