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2023.11.22最終更新日2025.07.07

Indeed(インディード)とは?採用担当者が知るべき特徴・仕組み・掲載方法を徹底解説

Indeed(インディード)とは?採用担当者が知るべき特徴・仕組み・掲載方法を徹底解説

「求人を出しても応募が来ない」「採用コストばかりがかさむ」——。
現代の採用市場は変化が激しく、多くの企業が人材獲得の難しさに直面しています。そんな中、採用活動の成否を分ける鍵として、世界最大級の求人サービス「Indeed(インディード)」の重要性がますます高まっています。–

しかし、その一方で「Indeedという名前は知っているが、実はよく分かっていない」「無料で使えると聞いたが、どう始めればいいのか…」といった声も少なくありません。

本記事では、そんな人事・採用担当者の皆様に向けてIndeedの基本的な仕組みから、効果を最大化するための具体的な掲載方法、そして一歩進んだ戦略的な活用法までを、網羅的に分かりやすく解説します。この記事を読めば、貴社の採用活動におけるIndeedの可能性が明確になるはずです。

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Indeedの基本:世界No.1求人検索エンジンの実力

採用活動においてその名を聞かない日はないほど、大きな存在感を持つ「Indeed(インディード)」。その実態は、単なる求人サイトの一つではありません。まずは、Indeedがどのようなサービスであり、なぜこれほどまでに強力な影響力を持つのか、その基本と日本市場での立ち位置を解説します。

世界最大級のユーザー数を誇る「求人検索エンジン」

Indeedとは、Web上に公開されている膨大な求人情報を集約し、求職者がキーワードで検索できるようにした「求人検索エンジン」です。現在、世界60カ国以上でサービスを展開し、毎月のユニークビジター数は2億5000万人以上を記録する、まさに世界最大級のプラットフォームです。

この圧倒的な規模は、企業にとって大きな意味を持ちます。それは掲載した求人が、あらゆる地域・職種を希望する、非常に広範な求職者の目に触れる可能性があるということです。
ちなみに、「Indeed」という言葉は、英語で「実に、本当に」といった意味を持つ副詞です。その名の通り、求職者が「本当に」自分に合った仕事を見つけられる場を提供することを目指している、という理念が込められていると解釈できるでしょう。

リクルートグループによる買収と、日本市場での圧倒的な地位

Indeedが日本市場でその存在感を不動のものにした大きなきっかけは、2012年のリクルートホールディングスによる買収です。日本の採用市場を熟知したリクルートグループの傘下に入ったことで、Indeedは日本の労働慣習や求職者のニーズに最適化されたサービス展開を加速させました。

その結果、日本国内における月間ユニークユーザー数は2500万人以上を誇るまでに成長。多くの求職者が仕事探しの第一歩として利用する、採用活動における中心的なプラットフォームとしての地位を確立したのです。この高い集客力こそが、企業がIndeedを活用する最大のメリットの一つと言えるでしょう。

まずは無料で試せる!Indeedの主な特徴と無料機能

Indeedが多くの企業に選ばれる大きな理由の一つが、採用活動の基盤を「無料」で構築できる、そのパワフルな機能群にあります。ここでは、企業がまず活用すべきIndeedの主な無料機能とそれがもたらすメリットについて解説します。

採用コストを大幅に削減「無料・無制限の求人掲載」

Indeedの最大の魅力は、なんといっても求人を無料で、しかも掲載数に制限なく作成・掲載できる点です。正社員、アルバイト、契約社員といった多様な雇用形態の求人を、必要な時に必要なだけ掲載できます。一般的な求人媒体では掲載ごとに費用が発生することを考えると、これは採用コストの大幅な削減に直結する、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

企業の魅力を伝える「企業ページ作成」

Indeedでは、各企業が自社の「企業ページ」を無料で作成できます。これは、簡易的な採用サイトのような役割を果たし、求人票だけでは伝えきれない企業の魅力を伝えるための重要なツールです。
求人情報だけでは伝えきれない企業の魅力をQ&A、写真、文章などで詳細に伝えることが可能です。社内の雰囲気、働く仲間の紹介、オフィス紹介など、豊富なコンテンツを掲載することで求職者の興味・関心を高め、応募への最後の一押しとなります。

採用業務を効率化する「無料の応募者管理システム」

求人掲載だけでなく、応募者の管理機能も無料で標準装備されています。どの求人に誰が応募してきたか、現在の選考状況はどうなっているかなどを一元管理できるだけでなく、面接スケジュールの調整も可能です。応募者からのメールを探したり、Excelで選考状況を管理したりといった煩雑な業務から解放され、採用担当者の負担を大きく軽減します。

スピーディーな採用を実現する「迅速な掲載プロセス」

急な欠員補充など、採用にスピードが求められる場面でもIndeedは力を発揮します。オンラインでアカウント登録から求人投稿までが完結し、審査が完了すれば最短数時間で求人が公開されます。従来の求人媒体のように、営業担当者とのやり取りや長い掲載待ちの時間が必要ないため、タイムリーな採用ニーズに迅速に対応できます。


これらの無料機能を活用するだけでも、Indeedの圧倒的な集客力を背景に、多くの求職者にリーチし、応募効果を期待することができます。採用コストを抑えながら、業務を効率化し、さらには入社後のミスマッチを防ぐ。Indeedはまさに企業の採用活動における強力な味方となるのです。

Indeedへ求人を掲載する2つの方法

Indeedに自社の求人を掲載するには、大きく分けて2つの方法があります。それぞれの特徴を理解し、自社の状況や採用戦略に合った方法を選択することが重要です。

直接投稿:手軽に、スピーディーに掲載を始める

「直接投稿」とは、その名の通り、企業がIndeedのサイト上で直接アカウントを作成し、求人情報を入力して掲載する方法です。特別なシステムは不要で、オンラインで全ての手続きが完結するため、最も手軽でスピーディーに求人掲載を始められるのが特徴です。

【直接投稿の基本的な流れ】

  1. アカウント登録: Indeedの求人掲載ページから、メールアドレス等でアカウントを作成します。
  2. 企業情報・求人情報の入力: 画面の案内に従い、会社情報や職種名、仕事内容、給与、勤務地といった求人の詳細情報を入力します。特に「仕事内容及びアピールポイント」の項目は、他社と差別化を図る上で非常に重要です。
  3. 掲載プランの選択: 無料で掲載するか、より多くの求職者に表示させるための有料掲載(スポンサー求人)にするかを選択します。
  4. 審査と掲載開始: 入力内容がIndeedのガイドラインに沿っているかどうかの審査が行われます。通常、審査は数時間から最大72時間で完了し、承認され次第、求人が公開されます。

この方法は、特に「まずはIndeedを試してみたい」「急いで1件だけ募集したい」といった中小企業や、単発の採用ニーズに適しています。

ATS連携:効率的に、大規模な採用を管理する

「ATS連携」とは、企業が利用しているATS(採用管理システム)に登録した求人情報を、Indeedと連携させて掲載する方法です。複数の求人媒体を利用している企業や、多数の求人を一元管理したい企業にとって、非常に効率的な方法と言えます。

【ATS連携のメリットと注意点】

メリット
ATS上で求人情報を一度更新すれば、Indeedを含む連携先の全媒体に情報が反映されるため、運用管理の手間を大幅に削減できます。応募者情報もATSで一元管理できるため、採用プロセス全体の効率化が図れます。
注意点(クローリング機能の終了)
かつてIndeedは、企業の採用サイトなどに掲載された求人情報を自動的に収集・掲載する「クローリング」という機能を持っていました。しかし、この機能は現在終了しており、求人を連携させるには、Indeedと正式に連携可能なATSを利用することが必須となっています。

自社の採用サイトに求人を掲載するだけではIndeedには表示されなくなったため、今後は「直接投稿」を選ぶか、Indeedと連携しているATSを導入するかの選択が求められます。

応募効果を最大化する「有料掲載(スポンサー求人)」とは?

Indeedの無料掲載は非常に強力ですが、よりスピーディーかつ確実に採用成果を求めるのであれば、「有料掲載(スポンサー求人)」の活用が欠かせません。ここでは、有料掲載がもたらすメリットと、その仕組みについて解説します。

スポンサー求人とは?無料掲載との決定的な違い

Indeedの有料掲載は「スポンサー求人」と呼ばれます。無料掲載との最も大きな違いは、求職者が求人をクリックするたびに費用が発生する「クリック課金型」であること、そしてその費用を支払うことで、求人が求職者の目に触れる機会(表示回数)が大幅に増加する点にあります。

無料掲載の求人は、多数の競合求人の中に埋もれてしまい、求職者に発見されにくい場合があります。スポンサー求人は、この「埋もれやすさ」を解消し、検索結果画面でより目立つ位置に表示されることで、応募効果を最大化することを目的としています。

有料掲載がもたらす3つのメリット

圧倒的なリーチ拡大と応募数増加
スポンサー求人は無料掲載よりも優先的に表示されるため、より多くの求職者にリーチできます。表示回数が増えれば、当然クリック数や応募数の増加が期待でき、企業のブランド認知度向上にも繋がります。
柔軟な予算管理と高い費用対効果
クリック課金制のため、求人がクリックされなければ費用は発生しません。また、「1日の予算」「キャンペーン全体の予算」などを自由に設定できるため、予算内で計画的に運用できます。採用が充足すればいつでも停止でき、費用の掛け捨てリスクが低いのも大きな特徴です。
自由な原稿修正と運用の最適化
Indeedでは、掲載期間中であっても求人原稿を何度でも無料で修正できます。求職者の反応を見ながらタイトルや仕事内容を柔軟に改善していくことで、応募率をさらに高めていく「運用」が可能です。

ただし、これらのメリットを最大限に引き出し、「高い費用対効果」を実現するためには、極めて重要な要素があります。それが「運用」です。

Indeedの有料掲載は、「ただ費用を支払えば自動的に効果が出る」というものではありません。効果を上げるには専門的なノウハウが必要であり、求人原稿の最適化、適切な予算管理、そして効果測定と改善を繰り返すPDCAサイクルといった、継続的な運用努力が不可欠です。この専門的な運用を自社で行うのが難しい場合は、Indeedの運用代行を行う専門代理店を活用することも、投資対効果を高めるための有効な選択肢となるでしょう。

Indeed認定ゴールドパートナー

当社は、Indeedから豊富な販売実績と高い運用知識を認められた「認定ゴールドパートナー」です。
これまで数多くの企業様のIndeed運用をご支援した実績に基づき、貴社の業界や職種に合わせた最適なKGI/KPI、目標応募単価の算出が可能です。

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有料掲載はどんな時に有効か?

以下のような状況では、特に有料掲載の活用が推奨されます。

  • 緊急性の高い採用: 急な欠員補充など、短期間で多くの応募を集めたい場合。
  • 競争の激しい職種: 競合が多く、無料掲載では求人が埋もれてしまう場合。
  • 複数のポジションを同時募集: 採用コストを抑えつつ、広範な募集を行いたい場合。
  • 専門的な運用で効果を高めたい: 運用次第で費用対効果を大きく改善できるため、戦略的な採用活動を行いたい場合。

無料掲載で採用活動の土台を築き、必要に応じて有料掲載でアクセルを踏む。この使い分けが、Indeedを賢く活用するための鍵となります。

Indeed活用で失敗しないための注意点と運用ノウハウ

Indeedは非常に強力な採用ツールですが、その特性を理解せずに利用すると、期待した効果が得られないばかりか、企業の評判を損なうリスクも伴います。ここでは、Indeedを効果的に、そして安全に活用するための注意点と一歩進んだ運用ノウハウを解説します。

Indeedの「悪い評判」を理解し、信頼性を高める

Indeedには時として「募集が終了している求人が掲載され続けている」「人材紹介会社の求人だった」といった、求職者からのネガティブな評判が見られます。これは、Indeedが様々なサイトから求人を集約する「検索エンジン」としての特性や、掲載期間に制約がない無料掲載の仕組みに起因するものです。

このような評判は、求職者に不信感を与えかねません。企業側が取るべき対策は、自社の情報を「正確」かつ「透明性高く」発信し、信頼性を自ら構築していくことです。

  • 求人情報の管理徹底: 採用が充足した求人は、速やかに掲載を停止する。
  • 企業ページの充実: 会社の詳細が分かるよう、写真や社員の声などを積極的に掲載し、「顔の見える」情報発信を心がける。
  • 誇張表現を避ける: 「待遇が良すぎる」といった誤解を招く表現は避け、誠実な情報提供を徹底する。

「掲載して終わり」にしない、継続的な運用改善(PDCA)

Indeedで高い成果を出し続けるためには、求人を掲載して終わりではなく、その後の効果測定と改善を繰り返す「PDCAサイクル」が不可欠です。

求職者の反応(表示回数、クリック率、応募率など)をデータで分析し、「なぜ応募が少ないのか」「どこに課題があるのか」という仮説を立て、求人原稿のタイトルや内容を修正していく。この地道な運用改善こそが、費用対効果を最大化する鍵となります。専門的な知識やノウハウが必要となるため、自社での対応が難しい場合は、運用代行を行う専門代理店の活用も有効な選択肢です。

Indeedの「最新動向」をキャッチアップする

Indeedは常に進化を続けるプラットフォームです。近年では、Indeedに掲載した求人がタウンワークやリクナビNEXTなど複数のサイトにも配信される「Indeed PLUS」のような、重要な新サービスが次々と登場しています。
このような最新の機能をいち早く理解し、自社の採用戦略に組み込んでいくことで、競合他社に差をつけることができます。常にアンテナを張り、新しい活用法を模索する姿勢が求められます。

「自社採用サイト」との戦略的連携を

Indeedを活用しつつも、「自社採用サイト」の重要性は依然として変わりません。Indeedは「出会いの場」として幅広い求職者との接点を創出します。そして、興味を持った求職者が企業名で検索した際に、その受け皿となるのが「自社採用サイト」です。

Indeedの求人票には書ききれない詳細な情報や、社員の生の声を伝えることで、企業の信頼性を補強し、応募の質を高めることができます。この戦略的な情報の棲み分けと連携が、求職者のエンゲージメントを高め、入社後のミスマッチをさらに減らす鍵となります。

Indeedを単なる求人掲載ツールとしてではなく、自社の採用マーケティング全体の一部として捉え、能動的に活用していく。その視点が、Indeedで失敗しないための最も重要な心構えと言えるでしょう。

まとめ:Indeedを戦略的に活用し、採用成功へ導く

本記事では、「Indeedとは何か」という基本的な問いから、その特徴、無料・有料の機能、具体的な掲載方法、そして活用上の注意点までを網羅的に解説してきました。

Indeedはその圧倒的なユーザー数と柔軟な機能により、現代の採用活動において不可欠なプラットフォームとしての地位を確立しています。無料機能だけでも採用コストの削減や業務効率化に大きく貢献しますが、競争の激しい市場で真の採用成功を収めるためには、有料掲載の戦略的な活用と継続的な運用改善が欠かせません。

重要なのは、Indeedを単に求人を掲載するだけの「ツール」としてではなく、自社の採用課題を解決し、理想の人材と出会うための「強力なマーケティングパートナー」として捉え、能動的に活用していく視点です。

  • 自社の魅力を深く理解し、企業ページや求人原稿で誠実に伝えること。
  • 無料・有料の特性を理解し、自社の採用フェーズに合わせて賢く使い分けること。
  • 掲載して終わりではなく、データに基づき改善を繰り返すこと。
  • 常に最新の動向をキャッチアップし、自社の戦略に反映させること。

これらの能動的な取り組みが、Indeedのポテンシャルを最大限に引き出し、貴社の採用活動を成功へと導くはずです。

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