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2024.09.24最終更新日2024.09.24

求人ボックスの無料掲載を最大限活用する方法|有料掲載との違い、掲載方法や機能について

求人ボックスの無料掲載を最大限活用する方法|有料掲載との違い、掲載方法や機能について

採用担当の皆様は「採用コストを抑えつつ、より多くの応募者にリーチしたい」と考えていませんか?

少子高齢化による労働力不足、求職者のニーズの多様化などにより、企業の採用活動はますます難しくなっている中で、どの求人媒体を使って効果的に人材募集をするかは、採用担当者にとって重要な課題です。

求人ボックスの無料掲載は、その解決策の一つとなるかもしれません。
この記事では、求人ボックスの仕組みや掲載方法、無料掲載をどのように活用すれば効果的かを解説し、採用活動に役立つ実践的なヒントをお伝えします。

求人ボックスの代理店なら内藤一水社

内藤一水社は求人ボックスの正規代理店です。求人ボックスの無料掲載を採用に活用したい方、効果的に有料掲載を利用したい方、きめ細やかなサポートをしてくれる代理店をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。

求人ボックス掲載のご案内

求人ボックスとは?

求人ボックスは、東証一部上場企業である株式会社カカクコムが2015年にスタートした求人サービスです。
求人ボックスは「価格.com」や「食べログ」などの有名メディアを長年運営してきたノウハウを活かし、求職者にとってシンプル且つ機能的なサイトになるよう構成された求人検索エンジンです。

現在では、数多くの求人が掲載されており、求職者は「雇用形態」「勤務地」「給与」「新着」「こだわり条件」などの項目で簡単に条件を絞り、希望に近い求人を効率よく検索することができます。

求人ボックスの仕組み

求人ボックスは、「求人検索エンジン」と呼ばれるサービスです。その仕組みは簡単に言うと「Googleの求人版」と言えるでしょう。
インターネット上に掲載されている膨大な求人情報を求人ボックスが自動的に収集し、ユーザーが求人ボックス内でキーワード検索をすると、その条件に合った求人が表示されるという仕組みです。

例えば、Googleで調べたいことがあるとき、キーワードを入力すると関連情報が一覧表示されます。同じように、求人ボックスでは「職種」「勤務地」「条件」などのキーワードを入力すれば、希望に沿った求人を簡単に検索することができます。

求人ボックスの特徴

2015年のサービス開始から、年々利用者数が増加し、学生・第二新卒を含む若年層からミドル・シニアの方まで月間900万人以上(2023年4月現在)が利用するなど、国内の求人検索エンジンとしてIndeedに次ぐ規模を誇ります。

  • 求人検索エンジンとしては業界No2 のユーザー数
  • 幅広い年齢層が利用している
  • Google検索結果画面での上位表示を獲得
  • 有料掲載(広告)について入札競争が激化していない

求人サイトとの違い

マイナビ転職やdodaのような「求人サイト」は、運営会社が求人情報の掲載枠を販売し、掲載枠を購入した企業の求人情報を掲載するプラットフォームです。求職者はそのサイト内で公開される求人情報のみ閲覧することができます。

一方、「求人検索エンジン」は、インターネット上のさまざまな求人情報を一元的に集約しているため、求職者は複数の求人サイトを訪問する手間が省け、これ一つで仕事探しが完結します。「働き方・雇用形態」「職種・業種」「都道府県・市区町村」といった条件を入力するだけで、幅広い求人情報の中から、自分の希望に合った求人が瞬時に見つかるため、効率的な情報収集が可能です。


求職者の仕事探しに、数多くのメリットがある求人ボックスですが、では企業側はどのように求人ボックスを活用すればいいのでしょうか。
次の章以降で詳しく解説していきます。

求人ボックスの無料掲載とは?

求人ボックスは、なぜ無料で求人を掲載できるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、これは求人検索エンジンの特性によるものです。求人ボックスは、Googleのようにインターネット上に存在する多数の求人情報を自動的に収集したり、「採用ボード」という独自のフォーマットで、基本的に無料で求人情報を掲載することができます。

その上で、企業が自社の求人をより多くの求職者に見てもらいたいと考える場合、求人を優先的に表示させる有料掲載を選択することでマネタイズしています。
このような構造により、無料での求人掲載が可能となっており、掲載される求人が増えれば増えるほど、求職者の利用も増え、有料掲載の需要も高まるという循環が生まれるのです。この仕組みはIndeedなどの求人検索エンジンでも採用されており、求職者と企業双方にとって利便性が高いシステムとなっています。

求人ボックスに無料で掲載する方法

求人ボックスへ求人情報を掲載する方法は、主に以下の3つの方法となります。

  • 採用ボード(直接投稿)
  • クローリング
  • 連携ATS(採用管理システム)の利用

採用ボード(直接投稿)

採用ボードは、ブログを書くような簡単操作で求人情報を作成し、求人ボックスに掲載する方法のことです。フォーマットに沿った項目に加え、自由項目でアピールするなどカスタマイズも可能です。
採用ホームページがない、求人ボックスに対応していない企業は、採用ボードを活用してみてもいいでしょう。

アカウント作成と求人票入稿

採用ボード(無料)」ページからアカウント登録後、ブログを書くような簡単操作で求人投稿ができます。フォーマットの項目に加え自由項目でアピールするなどカスタマイズも可能です。

求人ボックスに掲載(最短当日)

投稿された求人は、求人審査の後「求人ボックス」に掲載されます。掲載開始後も、求人の内容はいつでも・何度でも編集できます。

クローリング

クローリングとは、クローラーと呼ばれるロボットがインターネット上の求人情報を巡回し、情報を収集するシステムのことを言います。
求人ボックスのクローラーが、貴社の採用ホームページを自動で巡回し、求人情報を収集し求人ボックスに掲載します。
だたし、クローリングには条件があり、求人ボックスに求人情報を読み込ませたい場合、その条件を満たす必要があります。

クローリングの条件例

  • HTML形式であること
  • 1つの募集要項(個別URL)に対して「1職種・1勤務地」であること

自社の採用ホームページがクローリング条件を満たしていない場合、「採用ボード」や「連携ATS」を利用するか、クローリング条件を満たすようにホームページの改修を検討しましょう。

連携ATS(採用管理システム)の利用

求人ボックスと連携するATSで求人情報を公開すれば、求人ボックスに自動転載されます。

求人ボックスと連携するATS(一部)

  • HITO Manager
  • リクオプ
  • ジョブギア
  • 採用係長
  • engage(エンゲージ)、他

無料掲載の制限は?

求人ボックスの無料掲載については、初期費用や掲載費、応募や採用決定ごとの成果報酬も発生しません。掲載から採用まで無料で利用することができます。
また、掲載期間についても、特に制限はありませんので、採用活動が終了し掲載が必要なくなった場合は、ご自身で公開を停止する必要があります。

1点制限があるとすれば、「採用ボード」を利用する場合、同時に公開できる求人数は10,000件までとなっています。普通の事業会社で10,000件の求人を公開することは稀だと思われるので、実質、無料掲載の制限はほぼないと言っても過言ではありません。

無料掲載を効果的に活用するための4つのポイント

「採用コストを抑えつつ、より多くの求職者にリーチしたい」という希望を叶えるには、求人ボックスのような求人検索エンジンの無料掲載を活用することが有効な手段です。

無料掲載を効果的に活用するためのポイントは以下の4点。

  • ターゲティング戦略
  • 効果的な求人情報の書き方
  • Indeedやスタンバイとの併用
  • 「かんたん応募」の利用

それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。

ターゲティング戦略

求人ボックスは先述の通り「求人検索エンジン」なので、検索結果画面へ数多く表示させること=勝負の土俵に上がることを、まず考える必要があります。

具体的には以下の2点に注力すると良いでしょう。

  • キーワード最適化
  • ターゲット層に合わせた条件設定

キーワード最適化

求人情報の中に検索されやすいキーワードを盛り込むことが重要です。
例えば、業界や職種、勤務地など、求職者がよく検索するワードを求人タイトルや本文に自然に含めることで、ターゲット層に見つけてもらいやすくなります。
検索ボリュームが少ないニッチなキーワードは競合が少ないので、検索機会は少ないかもしれませんが、その分検索結果の上位表示が見込めるので、積極的に活用するといいでしょう。

ターゲット層に合わせた条件設定

求人ボックスでは「こだわり条件」による絞り込み検索が可能なので、採用したい求職者層に合わせた「こだわり条件」を設定することも有効です。
例えば、若手の採用を目指す場合には「未経験OK」や「研修あり」といった内容を含めたり、他にも「はたらく時間」「勤務条件」などでこだわり条件を設定することができます。

効果的な求人情報の書き方

検索結果画面への表示回数を増やすことに加えて、検索結果画面の中でいかに目に付くかが重要になります。

検索結果画面で目に付くためには「タイトル(職種名)」の工夫「写真」が重要です。タイトル(職種名)は、シンプルかつ仕事内容がわかるようにすることがおすすめです。
シンプルと言っても「営業」だけではあまりにも不親切なので、「建築資材のルート営業」のように、取り扱う商品やどんなお客様を相手にするかなど、仕事内容に関連する文言を添えるといいでしょう。

営業 → 不動産投資の反響営業
設計技術者 → 医療機器の設計技術者
製造スタッフ → 半導体部品の製造スタッフ

また、検索結果画面に写真が掲載される、されないで求職者が感じる印象は大きく異なります。できれば仕事内容や職場がイメージできる写真を検索結果画面に表示するようにしましょう。


求職者が応募するかどうかを判断する際に注目するのは、具体的な仕事内容や条件です。「仕事内容」「給与」「勤務時間」「待遇・福利厚生」などの項目を明確に記載し、ターゲットとなる求職者のニーズに合致する内容を詳細に示すことが効果的です。

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更に企業の魅力を十分にアピールすることを忘れてはいけません。
働く環境や企業のミッションや価値観などについて具体的に記載し、ターゲットとなる求職者が「この会社で働きたい」と感じられるような内容にすることがポイントです。

Indeedやスタンバイとの併用

求人ボックスと同様に、Indeedやスタンバイなどの求人検索エンジンも無料で求人掲載が可能です。
Indeedやスタンバイを併用し、複数のプラットフォームに求人を掲載することで、それぞれ異なるユーザー層にアプローチでき、より多くの求職者に求人情報が届くようになります。
その際、各プラットフォームで表示される求人情報を統一しながらも、それぞれの特性に合わせた細かな調整が必要になります。

例えば、Indeed掲載時には職種名の書き方に注意が必要となりますので、詳しくは以下の記事をご確認ください。

「かんたん応募」の利用

求人ボックスの「かんたん応募」とは、求人ボックスのエントリーフォームを利用して、求人の検索から求人情報の確認、求人への応募までを全て、求人ボックス内で完結してしまう仕組みのことです。

かんたん応募を利用するメリットは以下の2点

  • 求人ボックス内で応募まで完結できるので、応募率の向上、離脱の防止に繋がる
    ※外部の求人画面への遷移、さらにエントリーフォームに移るなど余計な遷移がなくなるため
  • 求職者が求人ボックスに会員登録していれば応募時にその登録情報が利用できるので、応募時の入力負担が軽減される

かんたん応募を利用するには、求人ボックスへの掲載を「採用ボード(直接投稿)」にするか、「応募連携を実装したATS(採用管理システム)」を利用するかの、いずれかを選ぶ必要があります。

かんたん応募の効果については、導入前後を比較した以下の記事をご参照ください。

求人ボックスの有料掲載との比較

先述したように求人ボックスには「無料掲載」「有料掲載」の2種類があります。
有料掲載は、サイト内の検索結果画面で求人の表示位置が上位に優先表示され、求職者の目に留まりやすくなります。

以下のようなケースでは積極的に有料掲載を検討しましょう。

応募が少ない
無料掲載の場合、目立つ場所に表示されることが少ないため、数多くの求人情報の中に埋もれてしまい求職者の目に触れる機会が限られます。有料掲載を利用することで、求人情報が多くの求職者に閲覧されるため、応募数が増加する可能性が高くなります。
採用スピードが必要
採用活動を迅速に進めたい場合は、求人情報が優先的に表示され、短期間での応募数増加が見込める有料掲載を検討しましょう。
大量採用
大量採用を検討している場合、求人情報が求職者の目に触れる機会が増える有料掲載を検討しましょう。

無料掲載はコストを抑えて採用活動を展開できる一方、応募数、表示順位の点で限界があります。対して、有料掲載はコストが発生するものの、リーチの拡大やターゲティングの精度が高く、採用活動を強化したい企業にとっては有効な手段です。採用ニーズや状況に応じて、無料と有料の併用を検討することが重要です。

求人ボックスの有料料金について

有料掲載の料金体系は「クリック課金型」と呼ばれるモデルです。
求人サイトのように掲載料がかかるのではなく、求人がクリックされるとクリック1回ごとに費用が発生する仕組みです。クリック1回ごとの料金は25円~1000円の範囲で自由に設定できます。

どの程度のクリック単価を設定すればいいのか分からないという方は、求人ボックスの代理店を利用することで解決できます。
内藤一水社は求人ボックスの代理店として、求人原稿の作成~有料掲載の設定まで全ての工程を代行し効果的な運用をサポートしていますので、ぜひ一度ご相談ください。

【まとめ】無料掲載を活用しつつ、必要に応じて有料掲載の検討も重要

求人ボックスの無料掲載は、コストをかけずに幅広い求職者にリーチできる有力な手段です。特に、採用コストを抑えたい企業にとっては、手軽に利用できる手段として、その利便性は非常に高いと言えるでしょう。
記事で紹介した無料掲載を効果的に活用するためのポイントを押さえれば、無料掲載でも一定の効果を引き出すことが可能です。

しかし、企業の採用ニーズや状況によっては、無料掲載だけでは限界を感じる場合もあるでしょう。特に、応募数を増やしたい時期や急いで採用したい場合には、有料掲載を視野に入れることが必要です。
採用活動においては、常に変動する状況やニーズに柔軟に対応しながら、無料・有料の双方の特性を上手に活かすことが、成功への鍵となるでしょう。

内藤一水社は求人ボックスの代理店

内藤一水社は求人ボックスの代理店として、求人原稿の作成~有料掲載の設定まで全ての工程を代行し効果的な運用をサポートしています。
自社で求人ボックスの無料掲載に取り組んでみたが、いま一つ上手くいっていない、思ったような効果が実感できないという方は、一度当社にご相談ください。

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