採用事情

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2023.10.11最終更新日2023.11.02

【即戦力にもリーチ可能】スカウトメールを活用した人材採用のポイント

【即戦力にもリーチ可能】スカウトメールを活用した人材採用のポイント

厚生労働省の「令和3年雇用動向調査結果の概要」によれば、令和3年1年間の入職者約720万人のうち、約450万人が転職入職となっています。つまり、6割以上が中途入社で入社していることになります。

この数字だけをみると転職市場には数多くの求職者が存在し、中途採用を実施している企業とうまくマッチングできているように思えてしまいますが、即戦力人材や専門的な資格やスキルを持った人材に絞って採用する場合、その難易度は一気に跳ね上がり、普通に採用活動をしているだけでは、応募者を獲得することさえ難しくなるのが現状です。

経験者や即戦力人材を採用するためには、どのような戦略を立てて採用活動を行えばいいのでしょうか?

参考:令和3年雇用動向調査結果の概要(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/22-2/index.html

採用活動にスカウトメールを活用したい

即戦力となる経験者を採用したいけどいい人が集まらない、何度かスカウトメールを使ったことがあるが効果を実感できなかった…など、スカウトメールの活用に課題を感じている方はお気軽にご相談ください。

まずはこちらから無料相談

即戦力人材が求められている理由

即戦力人材を採用することは、企業の競争力や成長、効率性およびリスク管理に寄与します。
そのため、多くの企業は戦略的に即戦力人材の獲得に力を入れています。

競争力の強化

どの業界でも市場は変化し続けており、競争が激化しています。
即戦力人材を獲得することで、今までにない新しい視点を持った取り組みやプロジェクトを素早く実行でき、市場での地位を強化することができます。

業務の迅速な遂行

即戦力人材は、必要なスキルや知識を既に身に付けているため、研修やトレーニングを受ける必要が少なく、即戦力としての活躍が期待できます。また、業務に対する熟練度も高いので、ミスやエラーの発生率が低い傾向にあり、業務の品質向上やリスクの軽減も期待できます。

社内の活性化

豊富な経験を持った人材の採用によって、既存の社員に新たな知識やスキルを共有する機会が生まれます。
また、古くからの社員も刺激を受け、モチベーションの向上に繋がることもあります。
更に企業文化に新しい視点やアイデアがもたらされることもあり、イノベーションと組織の柔軟性を高める一因となる可能性もあります。

即戦力採用を難航させる現状

企業にとってメリットの多い即戦力採用は多くの企業で実施されており、その結果、獲得競争が激化し、即戦力を採用することは決して簡単ではない状況となっています。
獲得競争の激化以外に即戦力採用を難航させる理由は以下の通りです。

適切な候補者の不足

各分野やポジションに対する経験とスキルを持つ即戦力候補者は、転職市場において貴重な存在と言えます。
そもそも数が少ない候補者を多くの企業で取りあう形になりますので、好条件を提示することが難しい競争力の低い企業は更に不利に働きます。

給与要求の高さ

即戦力人材は、自分自身のスキルや経験に見合った高給与を求めることが一般的です。企業側はこの要求を満たす給与額を提示できるかどうかを検討する必要があります。採用を優先するあまり既存の給与水準を逸脱した高額な給与を提示すれば、在職中の社員に不満が生まれる可能性が高いので注意が必要です。

スキルの希少性

業界に特化し、尚且つ資格が必要など、希少なスキルを持った人材の採用が必要な場合、条件に該当する即戦力候補者を見つけること自体が難しくなります。例えば、最先端のAIエンジニアや特定の分野に特化した医療技術者など、ハイクラスな転職市場においても貴重な存在と言える人達とは、タッチポイントを持つことすら難しいのが現状です。

上述した理由により多くの企業にとって即戦力採用は、求人情報を公開し応募が来るのを待つだけでは、応募者を獲得することさえ難しい状況となっています。
このような状況を打破するための手段の一つにスカウトメールの活用が挙げられます。

スカウトメールとは?

企業や採用担当者が特定の候補者に向けてスカウト文面を送信し、自社への応募を促すアプローチ手法です。
具体的には転職サイトやダイレクトスカウトサービスに登録している求職者のデータベースから、求める人材を検索し、企業から直接アプローチするのが一般的な方法となります。

スカウトメールと言っても、大まかな条件でターゲットをセグメントし複数名に一括でメッセージを送信する「ダイレクトメール(DM)」と個人のWEB履歴書(※個人情報は伏せてあります)を確認した上でOne to Oneでメッセージを送信する「スカウト」に大別することができます。

いずれの送信方法であっても、企業から求職者に直接アプローチするという点に違いはなく、スカウトを送る際には求職者に嫌われないためのポイントやマナーを押さえておく必要があります。

スカウトメールを送る時のポイント

スカウトメールを送る際に気を付けたいポイントは以下の通りです。

  • 興味を引くようなタイトル(件名)を付ける
  • あなたに向けたメッセージですよ!という特別感
  • 待遇面(給与・休日等)、働く環境を書く
  • 読みやすい工夫
  • 送信時間に気を付ける

それぞれ細かく確認していきましょう。

興味を引くようなタイトル(件名)を付ける

スカウトやDM送信において、まず重要なのはメールを開封してもらうことにつきます。
当たり障りのないタイトルでは、大量に送られるスカウトメールに埋もれてしまうでしょう。特に即戦力人材ともなると受信するスカウトも数多くなるため、開封率を上げるための工夫は欠かせません。

他社と比較して給与やインセンティブに強みがあるのであれば数字を明記して具体性を出したり、可能であれば差し込み機能を使って個人名を挿入することで特別感を演出するなど、送信するターゲットに合わせた魅力的なタイトルを考えましょう。

あなたに向けたメッセージですよ!という特別感

スカウトメールの場合、個人のWEB履歴書で経歴や保有資格を確認した上でアプローチをかけることができるので、具体的にあなたの●●スキル・○○の経験に興味を持ったなど、自分の情報を見た上で評価してくれていると確信できるような文章にすることが大切です。

タイトルで興味・関心を引き付けて開封を促し、さらに本文であなただけに向けたメッセージですよ!という特別感を演出できれば、このスカウトに対してネガティブなイメージを持つ求職者を限りなく減らすことができます。

待遇面(給与・休日等)、働く環境を書く

ターゲットに合わせた訴求も大切ですが、待遇面や働く環境など、会社独自の魅力もしっかりアピールしましょう。
給与やインセンティブに自信のある会社であれば、その点は強調すべきですが、高い給与 =(イコール)ノルマが厳しそう、残業が多そうというマイナスイメージを同時に与えてしまいがちなので、その点を払拭する工夫が必要です

記載例 記載する理由
入社1年目の平均月収40万円 実際の実績として記載する
月収40万円のうち、28万円は固定給 安心して働ける固定給額を記載
当社独自の商材なので、競合は少なく受注率は80%を越えます 無理なく稼げる理由を明記

読みやすい工夫

求人情報の閲覧と同様にスカウトメールのチェックもスマホで行う人が多数を占めます。
スマホで読みやすい文章は3~4行と言われているので、一つのセンテンスを100文字程度にまとめ、改行と行間を上手く活用することで読みやすい文面にまとめることができます。

読みやすさを意識しすぎるあまり句読点ごとに改行を入れて文章を作成する場合がありますが、画面幅の狭いスマホの場合、かえって読みづらくなってしまう恐れがあるので注意が必要です。

送信時間に気を付ける

帰宅後の午後8時~10時頃にスカウトメールをチェックする人は多いと思われます。だからと言ってその時間に合わせてスカウトを送信すると「ブラック企業」という印象を与えかねません。
送信時間は、8時~18時ぐらいまでにしておくのが無難です。昼の休憩時間や仕事終わりの通勤時間帯にスカウトメールをチェックしている人も多く、その時間帯を狙うと開封率も上がりやすくなります。

最後に

即戦力人材の採用は企業の成長や発展に大きく寄与する可能性を秘めています。
但し、現在の転職市場においては、求人情報を公開し応募が来るのを待つだけでは、即戦力人材からの応募を獲得することさえ難しい状況となっています。
優秀な人材の採用を成功に繋げるためにも、本記事に記載のポイントを参考に、ぜひスカウトメールの活用をご検討ください。

採用活動にスカウトメールを活用したい

即戦力となる経験者を採用したいけどいい人が集まらない、何度かスカウトメールを使ったことがあるが効果を実感できなかった…など、スカウトメールの活用に課題を感じている方はお気軽にご相談ください。

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