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2024.05.21最終更新日2024.05.21

ホームページで差をつける!中小企業向け制作・活用ガイド

ホームページで差をつける!中小企業向け制作・活用ガイド

企業のビジネス展開、あるいは企業で働くビジネスパーソンにとって、インターネットは必要不可欠な存在と言えるでしょう。ホームページは企業の魅力を広く伝え、顧客を獲得し、ビジネスを成長させるための重要なツールです。しかし、ホームページの活用方法に悩みを抱えている中小企業は多いのではないでしょうか。

本記事では、中小企業にとってホームページが必要な理由、現状や課題、効果的なホームページ作成のステップ、費用と運営方法などについて解説します。ホームページを十分に活用できていないとお考えの担当者にとって、本記事の内容が少しでも役に立てば幸いです。

ホームページのリニューアル、制作のご相談は

内藤一水社は数多くの中小企業様との取引の中で、ホームページのリニューアルや新規立ち上げの制作を多数手がけております。ホームページの改善をお考えの方は、現状の課題やご要望などをお気軽にご相談ください。専任スタッフが丁寧に対応いたします。

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中小企業にとってのホームページの重要性とは?

今やインターネットは私たちの生活の一部であり、ビジネスの世界でもその重要性は日に日に高まっていいます。

特に中小企業の場合、ホームページを上手く活用することができれば、その恩恵は計り知れません。
その理由の一つとして、ユーザーと直接関わることができる点が挙げられます。ホームページは、24時間365日企業を代表するセールスマンの役割を果たし、無限の潜在顧客に対して情報を提供し続けてくれます。近年ではホームページの存在なくして企業の成長を描くことは難しく、特に規模が小さな企業ほどその重要性を無視することはできないはずです。

インターネット上での存在の確立

貴社がどれだけ素晴らしいサービスや製品を提供していようと、インターネット上で見つけられなければ意味がないと言っても過言ではありません。顧客となり得るユーザーは、まずインターネットで調査し、比較する時代になりました。

したがって、中小企業でも自社のホームページを持ち、自社の存在をユーザーに知らせることが最初の一歩となるのです。ホームページは企業の顔ともいえるため、ここでの印象がビジネスの成功に直結することも少なくありません。適切に整備されたホームページは、信頼性や専門性をアピールし、新たな顧客を引きつけるきっかけとなります。

ブランドイメージの強化と競合他社との差別化

ホームページは、企業が自らコントロールできるブランディングツールです。
独自のデザインやコンテンツを展開することで、中小企業は自社のブランドイメージを構築することができます。

さらに、競合他社にはない特徴や強みを前面に押し出すことで、ビジネスを差別化することが可能になります。ブランド価値を高めることはユーザーとの間にエンゲージメントを築き、将来的な価格競争を避けることにも繋がる重要な戦略となります。そのため、ホームページは単なる情報伝達手段に留まらず、企業のファンを作るためのツールとして機能させる必要があります。

中小企業のホームページの現状や課題

上記で述べた重要性を理解しつつも、中小企業のホームページは、内容が充実していなかったり、情報更新が遅れがちだったり、様々な課題を抱えているのが現状ではないでしょうか。

ターゲットが曖昧で、内容が中途半端ではないですか?

中小企業の多くは、ホームページのターゲットを明確に定めていないため、誰に向けて情報を発信しているのか分からない、中途半端なものになりがちです。
特定のターゲットに向けたメッセージが不足していることで、ホームページの効果を十分に活かしきれていないケースが目に付きます。

例えば、サービスの説明が一般的な内容に終始していたり、逆に売り込み文句ばかりの文章であることが多く、訪問者が関心を持ちにくい状態になってしまっていませんか?

ターゲットをしっかり特定し、そのニーズに合わせた専門的なコンテンツや、ターゲットが求めている情報を充実させることが課題となります。

新規顧客獲得に繋がっていますか?

ホームページは新規顧客獲得のための重要なツールですが、中小企業の多くはその力を十分に引き出していないのが実情です。

例えば、検索エンジン最適化(SEO)に気を配っていないため、検索結果に表示されていなかったり、SNSとの連携が不十分で口コミによる拡散が期待できなかったりすることが課題として挙げられます。

キーワードの検索意図を理解していますか?

ホームページへの訪問があっても、訪問者が求める情報を提供できていなければ、新規顧客を獲得することはできません。ホームページへの訪問は多くの場合、検索エンジンからの流入となりますが、ユーザーはキーワード検索をする際に「知りたい」「行きたい」「比較したい」「買いたい」などの検索意図を込めています。

ユーザーがどういった目的でホームページを訪問したのかを想定した上で、ユーザーが本当に必要としている情報を提供し、興味を持ってもらえるホームページにすることが求められます。

顧客とのコミュニケーションを実現できていますか?

中小企業のホームページは、何度も訪問したくなるような仕組みや情報が欠けているケースが多く、顧客とのコミュニケーションを図るツールとして機能していないのが実情です。

例えば、定期的なニュース更新やメルマガ配信といった、顧客との接点を持続的につくる取り組みを実施することで、ホームページへのリピート訪問が増えれば、ホームページ自体がコミュニケーションの窓口として機能するため、顧客との長期的な関係構築に役立つでしょう。

人材採用に活用できていますか?

中小企業のホームページが人材採用に活用できていない課題点は、大きく以下の2点となります。

  • 採用ページの内容が充実していない
  • 応募者目線のコンテンツが少ない

それぞれ詳しくみていきましょう。

採用ページの内容が充実していない

中小企業の採用ページは「求人情報(募集要項)」の掲載のみというケースが非常に多いです。これでは企業の魅力や働き方が求職者に伝わらないため、よほどのことがない限り応募にはつながらないでしょう。また、応募フォームがない、あるいは使いにくいという理由で、応募を躊躇させているケースも多いようです。

求人情報だけではなく、企業理念やビジョン、社風などを詳しく紹介するページを追加したり、社員のインタビューを掲載し、働き方や雰囲気を伝えるなどの工夫が必要です。応募フォームに関しては、入力項目を必要最低限にとどめ、応募時に余計な負荷が掛からないようにすることが大切です。

応募者目線のコンテンツが少ない

採用ページの中に企業や働き方を紹介するページがあっても、企業側からの一方的な押し付けのような内容では意味がありません。「当社はこんなに素晴らしい」「働きやすい環境だ」とアピールばかりの内容では、求職者の心には響きません。

求職者が本当に必要としている情報は何かを考え、コンテンツを作る必要があります。
例えば、応募者が抱く疑問や不安を解消する「よくある質問」を用意したり、キャリアパスや研修制度など、成長できる環境を紹介するなど、求職者が知りたいであろう情報を上手く交えて企業の魅力をアピールしましょう。

採用サイト制作パッケージ

分かりやすい料金形態で安心・納得の採用サイトを制作いたします。
フレームワーク利用により制作費を抑えつつ、サイト更新システムを導入することでWEBサイトの知識がない方でも簡単に募集要項を編集・追加・削除することが可能です。

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中小企業のためのホームページ作成のステップ

多くの中小企業はホームページの重要性を理解していても、十分に活用できていないのが現実です。
ホームページの活用を前向きに考えている方は、まず、成功するホームページを構築するには計画的なアプローチが必要であることを理解してください。

目標の設定、ターゲットオーディエンスの理解

ホームページの最初の一歩は、目的を明確にすることから始まります。
ビジネスのどのような課題を解決したいのか、また、どういった成果を期待しているのかを具体的にしましょう。

その上で、ターゲット、あるいはペルソナに着目することが大切です。
彼らがどんな情報を求めているのか、どんなデバイスを使用しているのか、どういった行動を取りがちなのかを分析することで、ターゲットに響くホームページを設計することができます。

コンテンツ計画(WEBサイト構成)の基本

ホームページ流入の最大化を目指し、訪問者が求める情報に素早く辿り着けるようなサイト構成を検討しましょう。

ホームページへの流入を増やすには、ホームページ上に有益な情報が豊富に掲載されていることが大切です。
例えば、ある商品を紹介するページを作成する場合、1ページに全ての情報を盛り込むのではなく、商品を紹介するメイン(親)ページを作成し、そのページに連なる形で「特長」「料金」「実績」「FAQ」などのサブ(子)ページを用意することで「ツリー(階層)構造」にすることができます。

ツリー構造にすることで、訪問者は目当てのコンテンツにたどり着きやすくなります。また、検索エンジンのクローラーもサイト構造を容易に把握できるようになり、SEOの効果が期待できます。

コンテンツの企画・作成

ターゲットにとって魅力的で役立つ、オリジナリティー溢れるコンテンツが必要となります。
例えば、商品やサービスの特徴を紹介するだけでなく、商品やサービスが顧客の課題をどのように解決できるのかという、ユーザー視点で情報を提供することが大切です。

また、ブログやコラム記事を通して関連情報やお役立ち情報を発信したり、動画コンテンツを活用するなど、様々な方法でホームページへの集客を図り、訪問者のサイト滞在時間を延ばす工夫も求められます。

デザインとユーザビリティの考慮

ターゲット層や企業イメージを十分考慮し、デザインとユーザビリティを両立させることで、訪問者にとって使いやすく、魅力的なホームページとなります。

デザイン

ターゲット層に合わせたデザイン
ターゲット層の年齢層や性別、好みなどを考慮し、親しみやすく、共感を得られるデザインを心がけましょう。
企業イメージを反映したデザイン
ロゴやカラーパレットなどを活用し、企業の理念やビジョンを表現しましょう。
見やすく、分かりやすいデザイン
フォントサイズや行間、余白などを適切に調整し、ストレスなく情報を読み取れるようにしましょう。
シンプルで洗練されたデザイン
装飾過剰は避け、シンプルで洗練されたデザインを心がけましょう。

ユーザビリティ

操作しやすいレイアウト
メニューやコンテンツの配置を分かりやすくし、直感的に操作できるレイアウトを設計しましょう。
高速表示
ページの読み込み速度を速くし、ユーザーのストレスを軽減しましょう。
レスポンシブデザイン
スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで快適に閲覧できるレスポンシブデザインを採用しましょう。

モバイルファースト思考

近年、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の利用者が急増しています。中小企業のホームページを作成する際には、このモバイルファーストの潮流を意識し、モバイル端末での閲覧を前提とした設計が不可欠です。
モバイルファースト思考とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を第一に考え、パソコン用のホームページを後から調整する考え方です。

モバイルファーストでホームページを作成するメリットとして以下の3点が挙げられます。

検索エンジンからの評価向上
Googleはモバイルファーストインデックスを導入しており、モバイル端末での表示を重視するようになっています。
離脱率の低下
モバイル端末で閲覧しづらいホームページは、すぐに離脱されてしまいます。
コンバージョン率の向上
操作しやすいモバイル端末で閲覧することで、問い合わせや購入などの行動に繋がりやすくなります。

SEOに関する基礎知識

インターネットで集客するためには、検索エンジンで上位に表示されることが重要です。そのためには、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と呼ばれる対策が不可欠です。
SEOとは、検索エンジンがホームページを評価する仕組みを理解し、その評価基準に沿ってホームページを改善することで、検索結果の上位に表示されるようにする対策することを意味します。

SEO対策の代表的な取り組みは以下の通りです。

キーワード選定
ターゲットとなる顧客がどのようなキーワードで検索しているのかを調査し、適切なキーワードをコンテンツに盛り込む。
コンテンツの充実
高品質なコンテンツを作成し、ユーザーにとって価値のある情報を提供する。
被リンク獲得
他のホームページから自社のホームページへのリンクを獲得する。
技術的な対策
ページの読み込み速度を速くしたり、モバイル端末に対応したり、ページタイトルや見出し(タイトルタグ)に配慮する。

SEO対策は、すぐに効果が出るものではありません。
しかし、継続的に取り組むことで、徐々に成果が出てくるようになりますので、地道な取り組みが必要になります。

中小企業ホームページの費用と運営方法

効果的なホームページを作成するには、どの程度の費用が必要なのでしょうか?
ホームページ作成にかかる費用や管理、運営方法、外注する場合の業者の選び方などについて解説します。

ホームページ作成にかかる費用

中小企業のホームページ作成にかかる費用は、その規模や機能により大きく異なります。
一般的には、数十万円から数百万円程度と言われています。

費用に差が出る主な要素は以下の通りです。

ホームページの規模
ページ数や機能が多いほど、費用が高くなる傾向にあります。
デザイン
オリジナルデザインの場合は、テンプレートデザインよりも費用が高くなります。
機能
ホームページの更新システム(CMS)、ショッピング機能や予約システムなどを導入する場合は、費用が高くなる傾向にあります。
制作会社
大手制作会社よりも、中小の制作会社の方が費用は安く抑えられる傾向にあります。
外注の有無
自社で制作する場合は費用を抑えられますが、前提としてデザインや制作スキルや知識が必要になります。また時間と労力も必要になります。

その他、ホームページ作成にかかる費用以外にも、独自ドメインの取得・管理費、WEBサーバー代、場合によってはメンテナンス費用などのランニングコストも考慮する必要があります。

自社での管理・運営方法

自社内にホームページ管理・運営の専任のスタッフを持つことが理想的ですが、中小企業の場合、人的資源や予算の制限からそのような環境を整えるのが困難な場合もあります。
しかし、CMS(コンテントマネジメントシステム)を活用することで、技術的な専門知識がなくても、日々の更新作業を簡単に処理することができるようになります。例えば、WordPressのような人気のCMSを使用すれば、豊富なプラグイン(※)で機能を拡張し、さまざまなニーズに応じた更新・管理が可能になります。

自社で運営を行う場合は、情報の鮮度を保つためにコンテンツの更新を計画的に行うと同時に、セキュリティ面など安全性の維持を目的とした定期的なメンテナンスを実施することが重要です。

(※)プラグインとは、アプリケーションに別の機能を追加・拡張するソフトウェアのことです。

外注する場合の業者の選び方

自社でのホームページ作成・管理が難しい場合、専門業者に外注するのも一つの方法です。
その際は、まず自社の要望を明確にしておくことが重要です。ホームページを運営する目的やターゲットを明確にし、どのようなコンテンツを作成したいのか、どの程度の更新頻度が必要なのかなど、具体的な運営計画を提示できれば、適切な業者選びがしやすくなるでしょう。

中小企業ホームページの成功事例

コラム記事を活用して見込客とのコミュニケーションを強化

がんや放射線治療について気軽に相談できる相談外来の新設にあたり、病院の患者様だけでなく、インターネットを通じて広く相談を受け付けたいという意向がありました。病院サイトの中に相談外来の案内ページを作るだけでは、検索にも引っかからないし、多くの人に知ってもらうことは難しいと判断し、がんや放射線治療についてのコンテンツ(=ユーザーにとって有益な情報)を発信することで、見込顧客とコミュニケーションをとる手法を取りました。

事例1

彩都友紘会病院 関西放射線治療センター
https://www.saito-yukoukai-hp.jp/consultation/

求職者に寄り添った情報を提供しエントリー率を改善

ホームページに採用情報ページはありましたが、内容があまり充実していなかったこともあり、ホームページ閲覧がエントリーに結びついていない状況でした。求職者がエントリーする前に知りたいであろう情報「就業までの流れ」「働く環境」などのページを追加すると共に、「スタッフアンケート」や「社員インタビュー」を通してリアルな情報を提供したことで、ホームページ閲覧者がエントリーに至る確率を改善することができました。

事例2

株式会社あじまん 採用サイト
https://ajiman.co.jp/recruit_info/

ユーザー視点の情報提供で新規顧客獲得に貢献

ホームページに商品の紹介ページはありましたが、商品カテゴリーから商品を探すという導線しかなく、ユーザーの課題を解決するという切り口に欠けていました。ホームページのリニューアルに際して、ユーザー視点の情報を提供していこうという目的で「課題を解決」というコンテンツから商品を探せるように導線を追加しました。

事例3

株式会社内藤一水社
https://www.naito.jp/

まとめ

近年、採用難や顧客獲得の難しさなど、中小企業を取り巻く環境は厳しい状況にあります。
そこで重要となるのが、自社の魅力を効果的に伝え、求職者や見込顧客にアプローチできるホームページです。
ホームページの重要性を理解しつつも、十分に活用できていないとお考えの方は、この記事を参考に自社に最適なホームページを作成・管理し、集客や採用、売上向上に役立ててください。

当社は、中小企業のホームページや採用サイトのリニューアル、新規立ち上げに数多く携っています。
簡易なホームページから更新システムを組み込んだ中規模サイズのホームページまで多くの実績がございます。ホームページを上手く活用できていないという方は、まず、貴社で感じている課題をお聞かせください。
課題を克服し、魅力的なホームページを構築することで、採用活動の成功や顧客獲得につながるようにお手伝いさせていただきます。

ホームページのリニューアル、制作のご相談は

内藤一水社は数多くの中小企業様との取引の中で、ホームページのリニューアルや新規立ち上げの制作を多数手がけております。ホームページの改善をお考えの方は、現状の課題やご要望などをお気軽にご相談ください。専任スタッフが丁寧に対応いたします。

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