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2023.09.07最終更新日2023.09.27

求人広告で目立つキャッチコピー作成術とは?成果を出すポイントと注意点も解説!

求人広告で目立つキャッチコピー作成術とは?成果を出すポイントと注意点も解説!

求人広告を掲載しても、会社や仕事のことを上手くアピールできていないと、応募・採用のチャンスを逃すことになりかねません。また、いくらアピール文や募集要項が充実していても、内容を見てもらえないことには何も始まりません。

そこで重要になるのが「キャッチコピー」です。下記のような役割を果たし、読者に詳細情報まで見てもらうきっかけをつくります。

  • 求人のポイントを端的に伝える
  • 読者の興味を引きつける

Indeed等の普及により、自社サイトやATS(採用管理システム)など、オウンドメディアでの求人広告の運用が主流となった昨今 、採用担当者・人事担当者自ら求人広告のキャッチコピーを考える機会も増え、それが悩みの種…という方もいらっしゃることでしょう。今回は、そのような方々に向け、キャッチコピーの作成術と注意点をご紹介します。センスや才能は必要ありません。ポイントを押さえてしまえば、誰でも簡単に書けるようになります。

求人広告キャッチコピー作成前の準備

キャッチコピーを書く前に、まずは基本的なポイントを整理しましょう。下記の点を確認し、誰に何を伝えるかを考えます。

求める人物像(ターゲット)を明確にする

どんな人を採用したいのかを明確にしないと、キャッチコピーはもちろん、その求人広告で何をアピールするべきなのかも見えてきません。まずは、求める人物像・ターゲットについて以下の点を洗い出してみましょう。

  • 年齢層…20代若手、40代ベテラン、とにかく幅広く、第二新卒、など
  • 経験…全くの未経験でもOK、業界問わず職種経験者、同業同職種の20年選手、など
  • 志向性…上昇志向強め、ルーティンワークが得意、安定して働きたい、など
  • ライフスタイル…独身で趣味に生きる人、家族のためにしっかり稼ぎたい人、など

上記以外にも、どこにいて・何を考えている・どんな人 …まで細かく絞り込んでいくことで、ターゲットがより明確になり、ターゲットに合ったメッセージが作成できます。

自社や仕事の特徴・魅力を定義する

次に、会社や仕事の魅力を洗い出してみましょう。小さなことでもいいので、働く上でのメリットや他社と差別化が図れる要素をできるだけ多く挙げることがポイントです。

給料が高め/残業がない/休みが多い/業界シェア上位/ベテランが多い職場/
若手が多い職場/業績好調/毎年ベースアップあり/実力主義/年功序列の組織/
風通しが良い/研修充実/
…など
そうすることで自社の特徴・魅力が見つかり、キャッチコピーに盛り込むワードが浮かび上がってきます。


「求める人物像」と「自社の特徴・魅力」を繋げる

上記で洗い出した「求める人物」と「自社の魅力」を繋げ、キャッチコピーで誰に何を伝えるかを決めていきます。もちろん「求める人物」に対して「自社の魅力」がマッチしていないと、訴求がちぐはぐになってしまうので気を付けましょう。

求人広告キャッチコピー作成時のポイント

誰に何を伝えるかが決まったら、以下のことを意識しながら、実際にキャッチコピーを書いていきましょう。

できるだけ端的に短く伝える

見る人にその求人広告の良さを瞬時に伝えるのがキャッチコピーの最大の役割。情報量やアピールポイントはできるだけ絞り込み、簡潔にまとめましょう。そうすることで、目にも留まりやすくなります。

「未経験なのでしっかり教えてほしい20代×ベテランが多い職場」のキャッチコピー
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応募・入社するメリットがわかるように

メリットがわからないキャッチコピーは、応募を集めるという目的を見失っていると言っても過言ではありません。「残業がない」「休みが多い」など、求職者が求める「自社や仕事の特徴・魅力」を盛り込んだ言葉を選びましょう。

「家族との時間を大切にしたい40代×残業がない」のキャッチコピー
→残業なしで家族との時間も大事に♪「毎日息子とお風呂に入れるようになりました!」

具体的な数字を盛り込んでわかりやすく

具体的な数値を盛り込むことで、訴求ポイントの説得力や納得感がぐっと増します。例えば、「給料高め」だけでなく「実際いくらなのか」、「残業少なめ」だけでなく「実際月何時間なのか」など、数字で現わせるメリットはしっかり明記すると良いでしょう。

「実績&報奨金で稼ぎたい30代×実力主義」のキャッチコピー
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キャッチコピー作成時の注意点

以下の注意点も踏まえ、より効果的なキャッチコピーを作成・掲載していきましょう。

抽象的な言い方・表現は避ける

求人広告のキャッチコピーは、求職者が今抱えている不安・不満・希望にダイレクトに刺さる言葉を選んだ方が、応募に繋がりやすいと言えます。例えば「来たれ!高収入希望者!」という言い方は一見勢いは感じますが、「年収1000万円可能!」と言い換えた方が、見ている方もより具体的なイメージが湧くはずです。

独自性を出す

あまりにも普遍的な言葉や内容ばかりだと、「この会社ならでは」の独自性が出ません。極端な話、違う会社の求人広告にもそのまま転用できてしまうようなものは、良いキャッチコピーとは言えません。例えば、「業績好調」というメリットも、「売上高8年連続前年比110%以上」「この3年で新店15店オープン」など特定の事実に言い換えることで、独自の情報・訴求ポイントとなります。

差別的な表現はNG

当然のことですが、差別的な言葉や直接的に特定の層を排除するような表現をしてはいけません。特に性別・年齢・居住地・出身地・国籍を限定する文言は絶対に使用しないようにしましょう。(年齢に関しては例外事由を満たせば限定できる場合あり)

一つのキャッチコピーで決め切らず分析・改善する

1パターンのキャッチコピーだけを長期間漫然と掲載するのは得策とは言えません。定期的にキャッチコピーを変更してみたり、キャッチコピーが違う複数の求人広告を同時に掲載しABテストをしてみたり、反響の比較・分析をしましょう。より良い効果を求め改善を繰り返すことが大切です。

まとめ

求人広告キャッチコピー作成ポイントまとめ

  1. 求める人物像(ターゲット)を明確にする
  2. 自社や仕事の特徴・魅力を洗い出す
  3. 「求める人物」と「自社の魅力」をマッチングする
  4. 端的に短い言葉で伝える
  5. 自社のメリットをわかりやすく明記する
  6. 具体的な数字を盛り込む
  7. 抽象的な表現は避ける
  8. 独自の情報をアピールする
  9. 差別的な表現は使用しない

キャッチコピーの方向性を決めることは、実はその求人広告・採用の方向性を決めることにも繋がります。馴染みのない工程や作業で、最初は少し手間に感じるかもしれませんが、コツを掴んでしまえば簡単です。今回紹介した上記のポイントを参考に、ぜひ求職者の心に刺さるキャッチコピーを書いてみてください!担当者が複数人の場合は、皆でワイワイつくっていくのも楽しいかもしれません。

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